話題作をハリウッドリメイク。前代未聞のカンニング計画が始まる「BAD GENIUS/バッド・ジーニアス」
天才高校生による前代未聞のカンニング計画を描き、アジア各国でサプライズヒットとなったタイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」(2017)がハリウッドリメイク。「BAD GENIUS/バッド・ジーニアス」の邦題で、7月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。
貧しい家庭に暮らすリンは、全科目で学年トップの成績を収める天才的な頭脳の持ち主。名門高校に特待生として迎えられた彼女は、試験中に親友を救うため、奇想天外な方法で解答を教えて好成績を取らせてしまう。
そんなリンの才能に目を付けたのが、親友の恋人パットだった。富豪弁護士を父に持つ彼は、学校の劣等生たちを救済する“危険なビジネス”を持ちかけてくる。それは世界を跨ぐカンニング計画の始まりだった──。
リン役を「プレゼンス 存在」のカリーナ・リャン、相棒となる努力型の秀才バンク役を『BEL AIR』(原題)のジャバリ・バンクス、リンの父でランドリーを営むモウ役を「アベンジャーズ」シリーズのベネディクト・ウォンが務める。
「ルース・エドガー」の原作・脚本で注目されたJ・C・リーが本作で初監督および脚本を担い、「ル―ス・エドガー」「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の監督であるジュリアス・オナーが共同で脚本を執筆。さらに、フランス映画「エール!」のハリウッドリメイクとなる「コーダ あいのうた」のパトリック・ワックスバーガーが、プロデューサーに名を連ねる。
「不公平な世界は頭で覆す」と宣言したリンが導く、オリジナル版とは異なる《最終解答》に注目だ。
「BAD GENIUS/バッド・ジーニアス」
監督:J・C・リー
脚本:J・C・リー、ジュリアス・オナー
出演:カリーナ・リャン、ジャバリ・バンクス、ベネディクト・ウォン
シネマスコープ/5.1chデジタル/97分/PG-12
字幕翻訳:中沢志乃 配給:ギャガ
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記事提供元:キネマ旬報WEB
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