不倫報道を受け栗永遼キャディがSNSで謝罪文を掲載 「多くの方の想いや努力を踏みにじってしまった」
2025年3月5日および12日付の週刊文春電子版ならびに、同年3月13日号および3月20日号の週刊文春において報道された選手とキャディによる不倫問題に関し、当該キャディである栗永遼氏は自身のインスタグラムを更新し、謝罪文を掲載した。
インスタグラムに投稿した全文は以下の通り。
この度は一連の報道により不快に思われた方々、大変申し訳ございませんでした。心より深くお詫び申し上げます。
さらに各相手選手のご家族、並びにご関係者の皆様、JLPGAを応援してくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、同僚のプロキャディーの皆様、その他多くのゴルフ関係者の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。
今回、自分の行動によって、行じてくださっていた方々の信頼を裏切り、深く傷つけてしまいました。自分の未熟さ、軽率さ、そして自分本位な行動が、どれほど多くの方の想いや努力を踏みにじってしまったのか。
報道が出てから今日に至るまで、その重みと向き合いながら、後悔と自責の念に苛まれる日々を過ごしてまいりました。
本来、キャディーという立場は、選手を支え、類される存在でなければなりません。その役割を自覚できていなかったことが、結果として多くの方々にご迷惑をおかけする事態を招いてしまいました。
このような状況を受け、キャディーとしての活動は当面自粛し、反省の時間を頂いておりました。その間、関係各所へ直接謝罪とご挨拶に伺い、改めて自分がどれだけ多くの方に支えられてきたのかを痛感いたしました。
今はただ、謝ることしかできません。どれだけ反省をしても、どれだけ悔やんでも、過去の行動をすことはできません。
しかしこの反省を決して無駄にせず、今後はプロフェッショナルとしての自覚を持ち、真摯に、議座に、人として成長し続けていくことで、少しずつでも宿額を取り戻していけるよう努めてまいります。
改めまして、今回の件でご迷惑をおかけしましたすべての皆様に、心より深くお詫び申し上げます。
2025年5月20日
栗永遼
◇◇◇
なお、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、栗永氏についての処分を発表し、9年間のJLPGAツアー競技および関連イベント等の会場への立ち入り禁止とした。
これについては『出場資格を有する者同士の紛争は一般的な団体に比べ協会の秩序に与える影響が大きい』と前置きしたうえで、『協会の会員の配偶者でありながら、他の複数の若年の会員に対して積極的に働きかけたことにより引き起こされたこと』、『酌むべき事情が特にない』とした。
なお、報じられた川崎春花、阿部未悠、小林夢果の3選手に対しては、それぞれ厳重注意および新人セミナー第1日目から第3日目までの受講義務が課された。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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