“砂遊び”11回 松山英樹がバンカー地獄に苦笑い「大変だった」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<トゥルーイスト選手権 最終日◇11日◇ザ・フィラデルフィア・クリケットC(ペンシルベニア州)◇7119ヤード・パー70>
苦しい一日だった。4打差逆転を狙った松山英樹は2バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「73」とスコアを崩し、トータル7アンダー・12位タイで大会を終えた。
「すべてが悪い方向に行ってしまいましたね」。この言葉に、この日のラウンドが集約されていた。特に5番パー5では4度もバンカーに入れる乱調で、ダブルボギーが先行。その後も8番、10番、11番でボギーを叩くなどズルズルと後退した。
悪い流れを決定づけた5番では、バンカーからの2打目が“チョロ”になる痛恨のミス。「そんなにライは悪くなかった。なんであのチョロが出たのか、不思議でたまらない。後で映像を見てみます」と首をかしげた。
この日はバンカーに計11回入るなど、ショットの不調が顕著だった。「なかなかここまで入ることはない。砂遊びは大変だった(笑)」と、苦笑いを浮かべるしかなかった。
ただ、その多くは前半に集中しており、後半は12番以降に立て直して2バーディ・ノーボギーでフィニッシュ。それでも本人は納得せず、「きのう(63)も内容的にはきょうみたいなスコアになってもおかしくなかった。それを修正しきれなかったというところで、残念な一日でした」と肩を落とした。
来週は海外メジャー「全米プロ」が控えている。「ティショットが今のままだと、予選落ち確定くらいな感じなので。もう少し練習して、いいきっかけをつかみたい」。悩める日本のエースは、トンネルを抜け出すための糸口を探し続けている。
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