7年ぶり地元メジャーで11位「情けない」 畑岡奈紗は2週間のオフ→全米女子OPへ
<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇11日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>
7年ぶりに地元・茨城のメジャー大会に出場した畑岡奈紗は、トータル1アンダー・11位タイに終わった。多くのファンが応援にかけつけたが、優勝争いに加わることはできなかった。
「これだけたくさん応援していただいたのに、情けないプレーで申し訳ない。この悔しさを糧に、またリベンジできたらと思います」
初日から3日目まで上位をキープし、首位と7打差で迎えた最終日は3バーディ・5ボギーの「74」とスコアを落とした。「きのうからショットが思うように打てなくて、チャンスメークできなかった」と振り返る。
今週はアマチュア時代に使用していたパターを再投入するなど、スイングを含めて手探り状態での戦いだった。納得のいく内容にはならなかったが、「試合にならないと出てこない」課題も見つかった。「練習だけではどうにもならないと感じている。何かきっかけが見つかればいいなと思います」と、今後もしばらくは試行錯誤が続きそうだ。
次戦は海外女子メジャーの「全米女子オープン」(5月29~6月1日)に出場予定。「少し体を休めて、最高の状態でUSオープンからアメリカ転戦できるように準備していきたい」と約2週間の休暇を取り、“大舞台”に向けて準備を進める。「強い気持ちを持って、自分を信じてやっていくしかない。まだ中盤ですし、何かいいきっかけをつかめるように、引き続き頑張っていきたい」と意気込んだ。
9月の国内女子メジャー「ソニー 日本女子プロ選手権」(大洗GC)も地元・茨城で開催される。「秋口の試合なので、スケジュールはアメリカツアーの成績によって変わってきてしまいますが、地元だと気持ちが入りますし、出たいとは思っています」と出場意欲を明かす。米ツアーの戦いぶり次第では、再び日本で奮闘する畑岡の姿が見られるかもしれない。(文・高木彩音)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。