菅沼菜々の復活Vに通知2000件超え 母の日は毎年“高級トマト”、今年は優勝も添えて…
<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇6日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>
先週の「パナソニックオープンレディース」で1年7カ月ぶりに優勝をつかんだ菅沼菜々。その反響は想像以上だったようで「メッセージもたくさんいただいて、スポンサーさんからお花いただいたり、すごくありがたかったです」と、多くの“祝福”に満面の笑みを見せた。
この“復活劇”に対してのメッセージは「いっぱいきました。ツイッターは545件、インスタグラムが800件ぐらい、ラインが500件ぐらい…(2000件は)行っているかもしれない(笑)」とインスタグラムの投稿コメントなど含めると約2000件超えとなり、初優勝をした際の反響を超えるほどだったという。
昨年はメルセデス・ランキング79位と低迷し、シードも陥落。年末のQTも不振の影響が残り、QTランクは102位。「限られる試合しか出られない」状況の中、手にした望外の優勝。この勝利の資格で当時のスケジュールにはなかった今大会の出場が決まった。「また今週からシード選手のように毎週出られるということで、うれしい」と、再びレギュラーツアーで忙しくなるスケジュールに充実感も見せた。
昨年大会は、2日目に首位に立つも3日目、最終日をスコアを崩し9位タイ。昨年の悔しさも残るが、コースの印象は悪くない。「好きなコースの1つ。グリーンも速くて硬いので、私自身ボールが高いので止められたり、あとはグリーンが速いほうが好きなので、すごく相性はいいと思います」と2週連続優勝に向けての好材料でもある。
先週までは予定に入っていなかった今季メジャー初戦。「楽しみながら一打、一打できたらとは思うのですけど、でも3年シードとか名誉にとってすごく魅力的だなと思うので、頑張りたい」と意気込んだ。国内女子ツアーでは公式競技で優勝した選手に3年間のシードが与えられる。相性のいいコースで、複数年シード獲得も視野に入れる。
今大会の最終日(5月11日)は『母の日』だ。「お母さんはトマトが好きなので、高級なトマトを毎年家に送っています」と明かす。今年も“高級トマト”を贈る予定だが、「多分日曜日に観に来ると思うので、少しでも上位の成績をプレゼントできたらなと思います」と、いつもの贈り物に加えて、2週連続の“恩返し”という青写真を描いた。(文・高木彩音)
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