渋野日向子が“大自然”を警戒 新規大会はどんなコース?「岩に当たって…」
<ブラックデザート選手権 事前情報◇1日◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇6629ヤード・パー72>
メジャー今季初戦が終わり、ツアー61年ぶりのユタ州開催「ブラックデザート選手権」が現地時間5月1日に開幕する。会場はブラックデザート・リゾートGC。雄大な山々を360度望む美しいコースを、渋野日向子は「今までやったこともない景色。難しい」と警戒を強めている。
大会を放送するWOWOWのインタビューでは「ティショットがすごく難しく感じますし、距離も(想定より)飛んだりする。アジャストが難しいと思います」と、その印象を話した。伸ばし合いが予想されているが、「(スコアは)全然出るように感じないですが、私がそう思っているだけかな?」と警戒を強めている。
ホールの両サイドに高い木はなく、一見すると「広い」と感じるが、ホールだけに絞ると「全く広くない」。風の抵抗を受けやすいうえに、大きな岩が点在しているため、「岩に当たってはね返ってきてしまうこともある。ターゲットをちゃんと定めてからプレーをしないと、ティショットがすごく難しくなる」。さらに「グリーン上もアンジュレーションがあるので、キャリーを決めて打ち切りたい」と攻略を練っていた。
先週のメジャーでは、西郷真央がプレーオフを制しツアー初優勝を挙げた。「本当にすごくびっくりしました。5人のプレーオフで勝ちきれたことはすごいと思いますし、勝つべくして勝った選手。刺激ももらえましたし、うれしかったです。自分も頑張らないと」と笑顔を見せた。
今季の自己ベストは先週の「シェブロン選手権」での44位タイ。「最終日に落としてしまったのがすごく残念だった」と最終日に「76」と崩れた雪辱を、今大会で果たしたいところ。「4日間しっかりプレーして、上位で戦えるように頑張りたいと思います」。気持ちを切り替えて挑んでいく。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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