森山未來“リー”が馬場ふみか“美香”と出会い、トラブルに巻き込まれていく<飛鳥クリニックは今日も雨>

「飛鳥クリニックは今日も雨」第5話より
森山未來が主演するLeminoオリジナルドラマ「飛鳥クリニックは今日も雨」が独占配信中。第5話では、リー(森山)とかつての恋人・美香(馬場ふみか)の出会いが描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
歌舞伎町を舞台に“何でも屋”が暗躍する本格裏社会ドラマ
詐欺、情事、外道という、“人間の欲望”をテーマにしたLeminoオリジナルドラマの第3弾。本ドラマ「飛鳥クリニックは今日も雨」の原作は、Xのフォロワーが90万人を超えるインフルエンサー・Z李氏が「週刊SPA!」(扶桑社)で連載中の同名小説。東洋一の歓楽街といわれる新宿・歌舞伎町を舞台に、看板のない“何でも屋”を営む主人公のリーが、詐欺や未成年売春などの事件の真相に迫っていく。
主人公・リーを森山が演じる他、リーの仲間・純役は勝地涼、リーのかつての恋人・美香役は馬場。そして、監督は自主制作映画「SRサイタマノラッパー」(2009年)が話題を呼び、「22年目の告白 私が殺人犯です」(2017年)、「室町無頼」(2025年)などを手掛けた入江悠が務める。

「飛鳥クリニックは今日も雨」キービジュアル
家出少女だった美香をリーが預かることに
美香は、これまでも回想シーンでたびたび登場。第5話はリーと美香の出会いから付き合うようになって、さらにトラブルに巻き込まれるまでが、あらためて描かれた。
8年前、木村(音尾琢真)に押し付けられ、家出少女だった美香を預かることになったリー。1週間ほどたっても美香は出ていかず、リーが冷たく「いつ出ていくのか」と尋ねると、美香は「お金が貯まったら出ていきます」と答える。
美香は飛鳥クリニックという保険証なしで誰でも診てくれる病院で薬を出してもらい、それを“処方箋ドラッグ”としてネットで売りさばいて収入を得ていたが、その一方でリーの歩きたばこやポイ捨てを注意するような一面も。
2人で過ごす中、「私、出ていったほうがいい?」とふと聞く美香。リーは「別にいたかったらいてもいいよ」と答え、2人の関係性は“恋人”に変わっていった。

「飛鳥クリニックは今日も雨」第5話より
純と出会い、美香についての情報を聞いたリー
ある日、宮原(阿部亮平)がリーの家に押し掛けてくる。リーと宮原、そして斎藤(竹中直人)、木村はマージャンを打つ仲だったが、木村が野球賭博の負け分を払わず逃亡。宮原はリーにその穴埋めをしろと言うが、リーは「なぜ俺が?」と腑に落ちない様子。
宮原から斎藤が唐仁組の一派である斎藤興業組長であることを伝えられるも、それでも穴埋めするわけが分からないリー。そのとき宮原が差し出した1通の書類、それは金銭消費貸借契約書で、美香のサインがあった。
かつて、木村から紹介された仕事がセクシービデオへの出演だったため、断っていた美香。宮原は、その際に撮影ができなくなった罰金を払わなくてはいけないと美香から言われたと話す。
それが500万円で、宮原は木村の賭博の負債と合わせて860万円の支払いを迫るが、リーは「そんな金、払えるわけないでしょ。あったとしたって払う義理がねえわ」と拒否。だが、その言葉に逆上した宮原に刃物を突きつけられ、リーは美香が処方箋ドラッグ売買で稼いで貯めていた200万をひとまず渡し、残りの金策に走ることに。
リーは同時に木村についての聞き込みもしており、そのときに現在の“相棒”純と知り合う。純はリーと同じ歌舞伎町生まれ、歌舞伎町育ちで4歳年下。なぜかリーに懐いた純は、木村の情報も持っていた。木村は違法な援助交際デリバリーヘルスを運営しており、ある女性がそこで働く女の子のリクルーターの役割をしていると話す純。そのとき、リーの脳裏には美香が浮かび、その女性の特徴を純から聞いて確信するのだった。
リーにとって美香は8年たっても忘れられない存在で、さらに純との出会いや斎藤たちの素性が明らかになるなど、第5話では8年前と今の点と点がつながった。
Leminoオリジナルドラマ「飛鳥クリニックは今日も雨」(全8話、第1~2話は無料配信)は、Leminoで独占配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「飛鳥クリニックは今日も雨」第5話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第5話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第5話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第4話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第4話より
記事提供元:Lemino ニュース
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