シリーズ新作はホラー×SFで宇宙的恐怖が炸裂「V/H/S ビヨンド」
“発見されたビデオテープの映像”をコンセプトに描いてきたホラー・アンソロジー・シリーズ「V/H/S」。その最新作として、宇宙をテーマにホラーとSFを掛け合わせた物語を創造した「V/H/S ビヨンド」が、7月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、テアトル梅田ほか全国で順次公開される。メインビジュアルが到着した。
アダム・ウィンガードやタイ・ウェストといった監督が参加したことでも知られる「V/H/S」シリーズ。3作目まで日本でも公開され、ひとまず完結した。それから7年後、アメリカの大手配信サービス〈SHUDDER(シャダー)〉がシリーズを再始動。4作目の「V/H/S/94」(2021)を皮切りに、一年ごとに新作を発表してきたが、同サービスが展開されていない日本では観ることが叶わなかった。しかしこのたび、アムモ98の洋画レーベル・KOOKS FILMの配給により、最新作「V/H/S ビヨンド」の公開が実現する。
参加した制作者は、「ドクター・スリープ」(2019)のマイク・フラナガン、「オキュラス 怨霊鏡」(2013)のケイト・シーゲル、「バーバリアン」(2022)のジャスティン・ロング、「サウスバウンド」(2015)のジャスティン・マルティネス、「モンスター・ハンティング 復讐の狩人」(2018)のジョーダン・ダウニーなど。さらにドキュメンタリーの分野で活躍するジェイ・チールが加わり、怪しい“ドキュメンタリー”でセグメントを繋いでいく。進化した恐怖から目が離せない。
Story
インターネット上に発見された謎のVHSと、居住者が消える呪いの事故物件。2つが交わる時、エイリアン・ゾンビ、魔女、異星人、人知を超えたテクノロジーなど驚愕の存在が宇宙的恐怖をもたらす──。
「V/H/S ビヨンド」
監督:ジェイ・チール、ジョーダン・ダウニー、ヴィラット・パル、ジャスティン・マルティネス、ジャスティン・ロング、ケイト・シーゲル
脚本:マイク・フラナガン、エヴァン・ディクソン、ジョーダン・ダウニー、クリスチャン・ロング、ジャスティン・ロング、ケビン・スチュワート
製作:ジョシュ・ゴールドブルーム、ブラッド・ミスカ
音楽:ニック・スール
2024年/アメリカ/英語・ヒンディー語/114分/カラー/ビスタ/5.1ch/R15+(未定)
原題:V/H/S/Beyond 字幕:大石盛寛 配給・宣伝:KOOKS FILM
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記事提供元:キネマ旬報WEB
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