二人の大統領から祝福電話も マキロイが語る勝利と家族「人生は素晴らしい」
<チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ 事前情報◇23日◇TPCルイジアナ(ルイジアナ州)◇7425ヤード・パー72>
2週前の「マスターズ」を制し、悲願のキャリア・グランドスラムを達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)。今週は親友のシェーン・ローリー(アイルランド)とタッグを組み、「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」で大会連覇を狙う。開幕前日の23日、会場のTPCルイジアナで行われた記者会見では、先週は家族や仲間と静かに快挙を祝ったと語った。
ロンドンに飛んで現在建設中の自宅をチェックしたのち、故郷・北アイルランドで待つ両親の元へ。
「家族と一緒に時間を過ごしたんだ。エリカ(夫人)とポピィ(娘)、父と母。そして僕の生涯のコーチをつとめるマイケル・バノン、そしてキャディのハリー(ダイアモンド)一家、それから僕のキャリアに関わってきた仲間たちと祝ったんだ。僕の人生は素晴らしい」と勝利の喜びをかみしめた。
さらに、「たくさんの人からメッセージを受け取った。仕事仲間だけじゃなくて、ゴルフに関わったことのない人たちからも。うまくいかない時が続いても、自分の目指すところにたどり着くまで旅を続ければ夢はかなう。それを彼らも知ってくれたと思う」と話した。
グリーンジャケットを手にした翌日はドナルド・トランプ米大統領、そしてバラク・オバマ元大統領からも祝福を受けた。
オバマ氏からは、マスターズ優勝翌日の午後に電話が入った。会話を終えた後に、ワシントンD.C.からの着信に気づいたマキロイは、ホワイトハウスに連絡。トランプ氏とも言葉を交わしたという。
北アイルランドから日曜日に戻ってきたマキロイは、やや風邪気味で「月曜の朝はベッドからなかなか出られなかった」と明かしたが、「ここへ来て、具合がかなり良くなった。大会連覇ができることを楽しみにしている」と力強く意気込みを語った。(文・武川玲子=米国在住)
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