若者の間で“脱パソコン化”? 20代では過半数が非保有 – スマホ・タブレット普及の影響か
スマホやタブレットの普及による影響か、総務省の「令和5年 通信利用動向調査」によると、パソコンの保有率は最盛期の2005年の87.2%から、2023年には65.3%にまで低下しているという。実際にどれくらいの人が個人のパソコンを持っているのだろうか。また、年代による所有率の差はあるのだろうか。今回は、パソコンの所有に関する調査結果を紹介しよう。
個人のパソコンを保有している人は約7割

フォーイットは、2025年2月14日、全国の20歳~69歳の男女500人を対象に、暮らしに関するインターネット調査を実施した。
「個人のパソコンを持っていますか?」を質問したところ、約7割が「持っている(68.6%)」と回答した。さらに内訳を見ると「よく利用している(49.6%)」「時々利用している(11.0%)」「ほとんど利用していない(8.0%)」となっており、個人のパソコンを持っているものの、一定の割合で利用していない人がいることがわかった。また、「持っていない」と回答した人の中では「特に必要性を感じていない(21.8%)」と捉える人が最多なっている。多くの企業では仕事で使用するパソコンが貸与されるため、自分用に購入する必要性を感じないのかもしれない。
20代の約4割が個人のパソコンに必要性を感じていない

約7割と多くの人が個人のパソコンを持っていることがわかったが、年代ごとに違いはあるのだろうか。調査結果によると、30代以上では過半数が個人のパソコンを持っており、特に30代は82%が保有していることが判明した。一方で、20代では約3割が「持っていない(特に必要性を感じていない)(37.0%)」と回答しており、他の年代と比べてひときわ目立つ結果に。スマホやタブレットの普及により、パソコンでしかできなかった作業が少なくなったことに加え、性能の高いアプリやツールのスマホ対応が進んだことも、パソコンの必要性を感じさせない要因となっているようだ。
今後は、動画編集をスマホで行ったり、ゲーミング対応スマホが続々と販売されたりと、よりパソコンの必要性を感じない人が年代を問わず増えるかもしれない。
出典:【まーくんのアフィリエイト学校】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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