マスターズ敗戦の翌日、デシャンボーが“あのバンカー”に 「The Shot of My Life」再び…
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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マスターズ最終日、ローリー・マキロイ(北アイルランド)を2打差で追いかけ、最終組でスタートしたブライソン・デシャンボー(米国)。序盤で一時は首位に立ちながらも、「75」と崩れて5位に終わり、悔しさをにじませながらオーガスタを後にした。
しかしその翌日、15日にはデシャンボーの姿がノースカロライナ州のパインハーストNo.2にあった。昨年の「全米オープン」で、最終18番ホールのバンカーから1.2メートルにつけてマキロイを1打差で下し優勝。あの劇的なバンカーショットを称える“プレート”を埋め込む、USGA主催の記念イベントに出席した。
マスターズでの悔しい敗戦から一夜明けたばかりで、本人が本当に姿を見せるのかどうか、エージェントでさえ「わからない…」としていた。それでも全米オープンを主催するUSGAや地元関係者、ファンに大歓迎で迎えられたデシャンボーは、晴れやかな笑顔を見せた。
「The Shot of My Life(人生最高のショット)」と刻まれた記念プレートは、18番ホール脇のバンカーのすぐそばに埋め込まれた。
その後、地元ファンら多くのギャラリーに囲まれて、デシャンボーは18番のバンカーショットを再現。今回はドラマチックな結果とはならず、ボールはグリーン手前のエッジへと転がった。
「マスターズでは負けてしまったけれど、このイベントには絶対に来なければいけないと思った。なぜなら、このパインハーストは僕にとって“ホーム”のような場所だから」と、にこやかに語り、集まったファン一人ひとりに丁寧にサインをして、上機嫌な様子だった。(文・武川玲子=米国在住)
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