塩貝健人のゴールシーンを佐藤勇人が解説「素晴らしかったです」『Lemino Football』第20話

『Lemino Football』
第20回は、ゲストに戸田和幸、佐藤勇人を迎えてオランダ、スペイン、ドイツ、ポルトガル、イタリア等、各国のリーグをコンパクトに伝える。解説者2人による充実した戦術解説と、ドイツ・ボルシアメンヘングラードバッハでプレーする板倉滉選手の独占インタビュー後編も必見。
塩貝健人のゴールシーンを徹底解説
Lemino Footballファミリーでもある塩貝健人が4ゴール目をマーク。このゴールシーンを佐藤勇人が解説する。右からのクロスに対して相手の背後から前に入っていく。ボールは流れてしまったが、左サイドからのパスを相手のディフェンスの間に入ってヘディングで繋いでシュートを決めた。このシーンについて佐藤は「まずセンターバックの背後への動き出しをしますね。それで出てこない中、ニヤへの動きに変えていきます。本来多分塩貝選手はここのニアのところ、相手の前でボールを触りたかったんですけど、流れてしまうと」と左サイドにボールが流れて行ってしまったシーンを解説。しかし、すぐにボールを持っている選手と胸を合わせたことを伝えた。
さらに、塩貝の近くにいる相手選手について「さっきこの選手は塩貝選手が動いたことによって『前に入られたくない』というのが彼の頭の中に残ってます」と解説。それによってクロスが来た時に「入られたくない」という意思が働き一歩前に出たことに注目した。そして「前に出たことによって、今度は動かずにディフェンスの間にポジションを取ることができた。あとはもうこのクロスの質が本当にパーフェクトだったんで、点で合わせるだけのゴールでしたね。素晴らしかったです」と解説した。
このゴールについて戸田和幸は「状況に対して点を取るために必要なことがちゃんと頭の中にあるなっていうのはよく伝わってくる動きだと思います」と評価した。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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