関水渚“クロミ”「きれいは汚い。汚いはきれい」丸山智己“一馬”に鉄槌を下す<家政婦クロミは腐った家族を許さない>

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第8話より
関水渚主演ドラマ「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜深夜0:12-0:42ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第8話が2月28日に放送され、過去を明かされたクロミ(関水)が、新たな凶行に及んだ。(以下、ネタバレを含みます)
最恐家政婦によるファミリー・パニックホラー
きづきあきら+サトウナンキの同名漫画を原作にした同ドラマは、“理想の家族”を追い求め、そのためには常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)=クロミの姿を描くファミリー・パニックホラー。
クロミが従事する灰原家の中で、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠役は藤原紀香、その夫・蒼太役は高橋光臣。さらに、長男・千翠役を阿久津仁愛、長女・緋莉役を大熊杏優が務める。

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第8話より
完璧な家政婦・クロミが思いもよらないミスを…
翠の資産を狙う元夫・一馬(丸山智己)により、大事なペンダントを奪われたクロミ。心の支えを失い、料理の味付けを間違えるなど思いもよらないミスが続くほど調子を崩してしまう。
ペンダントを取り戻すため、一馬と対峙するクロミ。そこで一馬は、調べ上げたクロミの過去を明かした。
クロミの本名は「水川衣織」。孤児として富豪の家に養子として引き取られるが、やがて養父母に疎まれるように。そこで救ってくれたのが、クロミがいま名乗っている家政婦の「黒見白華」(大西礼芳)だった。自分も孤児で、家政婦をしながら「理想の家族づくりをしている」という白華を母のように慕っていたが、養父母と共に火事で行方不明になっていた。
「聖人ぶってるけど、中身は悪魔だな」と言われて、頭を抱えるクロミ。「こんな悪魔は成敗しなきゃな」と言いながら一馬が首を絞めると、クロミの脳裏には養父母の家が火事になったときの記憶がよみがえった。白華に助け出されたことまでは覚えていたものの、火事の前に何があったのかという正確な記憶は抜け落ちていた。それでも、その夜に白華のような家政婦になると決意したことは確かだった。

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第8話より
クロミがいよいよ一馬に反撃!
白華と同じ思いで灰原家に仕えるクロミは一馬に反撃。「あなたさえいなければ、理想の家族がつくれます」と、鉄の棒を持って近づいた…。
これまで同様、決定的な描写はないが、千翠が連絡を入れた一馬のスマホに血が飛び散っていて、そのスマホをクロミが見ていることから察することができる。
その直後に一馬からの「日本を離れることになった」「もう会えない」とメッセージを受け取った千翠は、一馬がクロミによって亡き者にされたと感じ取った。悲しみと怒りに震える千翠は帰宅して両親もクロミも不在であることを知ると、緋莉に乱暴を働こうとするところで第8話は終わった。

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第8話より
「きれいは汚い。汚いはきれい」
第5話でクロミは千翠のことを「同じ種類の人間」と称していた。クロミに続く千翠の凶行の予感にゾッとする。
クロミが一馬への凶行に及ぶとき、「きれいは汚い。汚いはきれい」とつぶやいた。過去に白華が言っていたことでもある。このせりふはシェークスピアの戯曲「マクベス」で、マクベスをそそのかす魔女たちから出るフレーズの日本語訳だ。
王となるマクベスの栄光と悲劇を暗示しているとされるが、クロミの中での光と影が浮かび上がってくる。また、実父を求める純粋さがある一方で邪悪さがある千翠も同様だ。
SNSには「今日も安定の最強クロミさん発動」「衝撃的な展開だった」「怖っ」「この展開、マジでヤバい!」「クロミさんの本性、悪行も明るみになってくるし、面白くなってきた」などの感想が寄せられた。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第8話より

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第8話より

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「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第8話より

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第8話より
記事提供元:Lemino ニュース
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