安達祐実×相武紗季×磯山さやか「死ね!」と言うのはどんな気持ち?“衝撃のセリフ”に感じたこと:夫よ、死んでくれないか
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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4月7日(月)夜11時6分からは、ドラマプレミア23「夫よ、死んでくれないか」がスタート!
結婚の理想と現実を知り尽くした、“親友女子3人”が共闘、衝突、マウンティングを繰り返し満身創痍になりながらも、それぞれの人生のリスタートを目指していく。本来の自分を取り戻し、自分の幸せな人生を求めて奮闘する、女性共感度120%のノンストップ・マリッジサスペンスドラマだ。
【動画】「夫よ、死んでくれないか」撮影現場にカメラが潜入!初出し本編映像も!

「テレ東プラス」は、トリプル主演を務める安達祐実、相武紗季、磯山さやかのインタビューをおくる。
――まずはドラマのタイトルを聞いた時の率直な感想からお聞かせください。
安達「“これはやりがいがありそうだな”と思いました。すごくそそられました」
相武「最初にタイトルを聞いた時はひるみましたが、原作小説を読んで、“面白い!”と思いました。脚本では、その面白さがよりポップに、人が演じる面白さになっています。男性にとっては、耳が痛いセリフやシーンがあるかもしれませんが、男性側が逆襲するシーンもあるので、そこは『やれー!』と思えるはずです(笑)。ご夫婦で一緒に観ると、どちらも楽しんでいただけるんじゃないかなと」
安達「脚本は、どんどん話が展開していくんですよね。一つのことが落ち着きそうになったかと思うとまた新たな展開があって。夜に1冊読み終えて寝ようと思っても、また次も読みたくなっちゃうくらい止まらなくなります」
磯山「私は、タイトルを聞いた時『なんで⁉』と思いました(笑)」
安達「“なぜ死んでほしいのか”ということだよね」
相武「確かに、そこが気になりますよね!」
――安達さんは大手企業に勤める仕事熱心な麻矢、相武さんは大恋愛の末に結婚した夫の偏愛に悩む璃子、磯山さんは夫のモラハラに苦しむ友里香を演じます。ご自身のキャラクターについて、どのように捉えていますか?
安達「麻矢は3人の中で一番普通っぽいキャラクターだと思っています。仕事でのキャリアと、妻として子どもをもうけるかどうかという間に葛藤があり、いろいろ悩みながら生きています。そんな麻矢がいつ爆発するのか…注目してもらえたらいいかなと」
相武「璃子は、一番勝気で強い女性に見えるんですけど、家庭がちょっとコメディーというか…」
安達「あんなにコメディーだとは思ってなかった(笑)」
相武「そうなんですよ。璃子の家庭だけ、かなりコメディー(笑)。コメディーっぽさが逆に怖く映ればいいなと思うし、感情の起伏を繊細に演じて、現実にありそうと感じてもらえたらといいなと思っています」
磯山「友里香は一見普通なんですけど、演じる私でも考えていることがよく分からなくなるような不思議なキャラクター。麻矢と璃子とは全然違うし、“なんでこの2人と仲良しなんだろう?”と思うぐらい(笑)。昔を振り返る場面で“友里香がなぜ2人と仲が良いのか”が分かるシーンも出てくるので、昔と現在のギャップが面白く出るように演じたいです」

――それぞれ個性の強い役柄ですが、共感できる部分はありますか?
安達「麻矢は、既婚で子どもはいません。夫は子どもを望んでいた時期があったけど、その時は麻矢が自分のキャリアを優先して、子どもを作らなかった。そこでの夫婦の行き違いが尾を引くことになります。
私自身は結婚と出産の経験があり、女性が子育てをしながら働くことの難しさに直面した経験があります。なので、結婚して出産すると、仕事面を伸ばしていくのが難しくなるという麻矢の気持ちはすごく理解できます」
磯山「子どものいる専業主婦という部分に関しては、私自身はまだ経験したことがなくて。友里香は、相手に強く言われると何も言えなくなってしまい、言いたいことがあっても自分が我慢してこの場が収まるのなら黙っていようというところがあって、それがかえって関係性を悪化させてしまいます。そういう部分は、とても共感できます」
相武「私は、璃子に共感できることはほぼないかもしれません。ちょっと特殊な家庭環境なので(笑)。でも、女性3人で話す場面は、心から楽しく話せます。“この3人だったらこう話すだろうな”というシーンが、演じようとしなくても自然と出来上がっていく。女性ならこういう話をして盛り上がってという感じは、とてもよく理解できます」
――皆さん初共演となりますが、とても和気あいあいとしていて仲がいいですね。
安達「そうなんです。驚くぐらい仲がいいです(笑)。3人のシーンは、初日からこんな感じで、このままの雰囲気でやっていました。こんなに話しやすいとは思ってなかった!(笑)」
磯山「ありがたいです!」
相武「本当に話しやすくて、何を話していても楽しいです」
磯山「主に健康の話をしてますけどね(笑)」
相武「そうそう。花粉症とかアレルギーの話を。良い情報もらえて助かっています」

――妻と向き合わず不倫する麻矢の夫・光博(竹財輝之助)、妻を愛しすぎて異常なまでに束縛する璃子の夫・弘毅(高橋光臣)、結婚後にモラハラ気質で妻をいたぶる友里香の夫・哲也(塚本高史)と、3人の夫もクセが強いです。それぞれの“クズ夫”についての印象を教えてください。
相武「私…どう言えばいいの⁉(笑)」
安達「弘毅は、その息づかいだけでも強烈で面白いからね」
磯山「台本を読んでいても、『早く、弘毅が出てこないかな』って思います(笑)」
安達「うちの夫は浮き草みたいな雰囲気というか、少し浮いてるんじゃないかというぐらい、ふわーっとしていて、いたいけな小動物みたいな感じ。やっていることはひどいんですけど、怒りきれないというか…憎みきれないところのある夫だなと」
磯山「うちの夫は、本当にイヤなヤツです(笑)。哲也といると、沸々と自然な怒りが湧いてくるので、演じる上ではありがたいですね。そんな夫にも“何か”が起こって変わるので、そのギャップが面白い展開になっていきます」
相武「モラハラな哲也と“何か”があった後の哲也、どっちが本当の姿なんですかね?」
磯山「私がそうさせたの(笑)」
安達「そうかもよ!」
相武「友里香が“ダメ男製造機”だったりして(笑)」
磯山「それはありますね。“だめんず”を生み出しちゃう女性って、結構いると思うんですよ。そういう方への注意喚起として、このドラマは勉強になるかも(笑)」
――哲也の行動やセリフもすごそうですが、印象深いセリフやシーンはありますか?
磯山「いろいろありますが、ネタバレにならないように話すのが難しくて…。人に『死ね』って言うシーンがあるのは、言っちゃっていいんですよね?」
相武「大丈夫でしょう!」
安達「タイトルで言ってるから(笑)」
磯山「誰かに面と向かって『死ね』なんて言わないので、それはすごく緊張しますね。私、ケンカしたことないし、人に攻撃的なことを言った経験もないので」
安達「磯山さん、いい人だもん(笑)」
相武「本当に穏やかですよね」
安達「私は『死ね』と言う場面を撮った時、ブチ切れるような激しい感情になって絶対に言ってはいけないことを口走ってしまう人間の愚かさと、相手を思うからこその怒りや悲しさが『死ね』という言葉に詰まっている感じがして。バーッと感情を吐き出してしまうんだけど、ものすごく寂しさもあって。表に出ている態度と、心の中の温度差みたいものが渦巻いていて、“人間ってやつは…”と思いながら撮影に臨みました」
――本作を始め、テレ東ドラマでは「夫の家庭を壊すまで」や「夫を社会的に抹殺する5つの方法」など、家庭の裏側をのぞき見るような作品に注目が集まっています。この背景について思うことはありますか?
安達「現実では『死んでくれ』とまでは思わなかったとしても、旦那さんに対するちょっとしたイライラとか、うまくいかなさ、抱えている悩みが誰にでもあると思うんです。
だからこそ、視聴者の方はドラマで描かれる家庭の問題に共感する、スッキリする場面があって、共感と爽快感、慰められていると感じる瞬間があるのかなと」
相武「今回のドラマは、特に観終わった後に話をしてほしいですね。『どう思った?』『どうなると思う?』とか。今の自分が置かれている状況によって、登場人物の気持ちが理解できる人と全然分からない人、それぞれいるでしょうし、そういう思いを誰かとシェアすることでスッキリするんじゃないかな。
あと、ドラマの中に出てくる悩みと自分の悩みに近いものがあれば、自分の悩みだと言わずにドラマの内容として人に話して、モヤモヤを消化することができそう。そういう楽しみ方ができる作品だと思います」
磯山「このドラマは、スッキリすると思うんですよね。“嫌いな相手に地味につらい目に遭わせたい…”という思いを代弁してくれる」
相武「セリフにもありましたよね。『あの人、週2回ぐらいお腹壊せばいいのに』とか(笑)」
磯山「観ながら『その感じ、分かる!』と画面に向かって言ってもらえるようなドラマになるんじゃないかなと」
相武「そうなったら大成功ですよね!」

(撮影/田中健児 文/伊沢晶子)
【第1話】
大学時代の友人・麻矢(安達祐実)、璃子(相武紗季)、友里香(磯山さやか)は頻繁に集まっては旦那の愚痴で盛り上がり、鬱憤を晴らしていた。ある日、麻矢の夫・光博(竹財輝之助)の不倫が発覚。口論の末、光博は姿を消してしまう。
さらに時を同じくして、夫・哲也(塚本高史)のモラハラに悩んでいた友里香から「夫を殺しちゃった…!」と連絡が…。
予測不能のマリッジサスペンス!女性3人組命がけの人生リスタート劇が開幕-。
【安達祐実 プロフィール】
1981年9月14日生まれ。東京都出身。2歳からキッズモデルとして活動を始め、94年の日本テレビ系ドラマ『家なき子』で本格的にブレイク。同作品の台詞は、新語・流行語大賞にも選ばれるなど社会現象となった。
以降も幅広い役をこなす実力派俳優として数々のドラマ、映画に出演する他、ファッションブランドのプロデュースなど、活動は多岐に渡る。
【相武紗季 プロフィール】
1985年6月20日生まれ。兵庫県出身。2003年、ドラマ「ウォーターボーイズ」で俳優デビュー。「Happy!」「アテンションプリーズ」「レガッタ〜君といた永遠〜」「華麗なる一族」「絶対彼氏〜完全無欠の恋人ロボット〜」「天地人」など、多数出演。ドラマや映画など幅広く活躍している。
【磯山さやか プロフィール】
1983年10月23日生まれ。茨城県出身。俳優、タレントとして幅広く活動。月曜プレミア8「再雇用警察官」(テレ東)、「女ともだち」(BSテレ東)などに出演。最新写真集「and more」(講談社)も好評発売中。
結婚の理想と現実を知り尽くした、“親友女子3人”が共闘、衝突、マウンティングを繰り返し満身創痍になりながらも、それぞれの人生のリスタートを目指していく。本来の自分を取り戻し、自分の幸せな人生を求めて奮闘する、女性共感度120%のノンストップ・マリッジサスペンスドラマだ。
【動画】「夫よ、死んでくれないか」撮影現場にカメラが潜入!初出し本編映像も!

「テレ東プラス」は、トリプル主演を務める安達祐実、相武紗季、磯山さやかのインタビューをおくる。
仕事と家庭の両立に悩む女性の気持ちに共感
――まずはドラマのタイトルを聞いた時の率直な感想からお聞かせください。
安達「“これはやりがいがありそうだな”と思いました。すごくそそられました」
相武「最初にタイトルを聞いた時はひるみましたが、原作小説を読んで、“面白い!”と思いました。脚本では、その面白さがよりポップに、人が演じる面白さになっています。男性にとっては、耳が痛いセリフやシーンがあるかもしれませんが、男性側が逆襲するシーンもあるので、そこは『やれー!』と思えるはずです(笑)。ご夫婦で一緒に観ると、どちらも楽しんでいただけるんじゃないかなと」
安達「脚本は、どんどん話が展開していくんですよね。一つのことが落ち着きそうになったかと思うとまた新たな展開があって。夜に1冊読み終えて寝ようと思っても、また次も読みたくなっちゃうくらい止まらなくなります」
磯山「私は、タイトルを聞いた時『なんで⁉』と思いました(笑)」
安達「“なぜ死んでほしいのか”ということだよね」
相武「確かに、そこが気になりますよね!」
――安達さんは大手企業に勤める仕事熱心な麻矢、相武さんは大恋愛の末に結婚した夫の偏愛に悩む璃子、磯山さんは夫のモラハラに苦しむ友里香を演じます。ご自身のキャラクターについて、どのように捉えていますか?
安達「麻矢は3人の中で一番普通っぽいキャラクターだと思っています。仕事でのキャリアと、妻として子どもをもうけるかどうかという間に葛藤があり、いろいろ悩みながら生きています。そんな麻矢がいつ爆発するのか…注目してもらえたらいいかなと」
相武「璃子は、一番勝気で強い女性に見えるんですけど、家庭がちょっとコメディーというか…」
安達「あんなにコメディーだとは思ってなかった(笑)」
相武「そうなんですよ。璃子の家庭だけ、かなりコメディー(笑)。コメディーっぽさが逆に怖く映ればいいなと思うし、感情の起伏を繊細に演じて、現実にありそうと感じてもらえたらといいなと思っています」
磯山「友里香は一見普通なんですけど、演じる私でも考えていることがよく分からなくなるような不思議なキャラクター。麻矢と璃子とは全然違うし、“なんでこの2人と仲良しなんだろう?”と思うぐらい(笑)。昔を振り返る場面で“友里香がなぜ2人と仲が良いのか”が分かるシーンも出てくるので、昔と現在のギャップが面白く出るように演じたいです」

――それぞれ個性の強い役柄ですが、共感できる部分はありますか?
安達「麻矢は、既婚で子どもはいません。夫は子どもを望んでいた時期があったけど、その時は麻矢が自分のキャリアを優先して、子どもを作らなかった。そこでの夫婦の行き違いが尾を引くことになります。
私自身は結婚と出産の経験があり、女性が子育てをしながら働くことの難しさに直面した経験があります。なので、結婚して出産すると、仕事面を伸ばしていくのが難しくなるという麻矢の気持ちはすごく理解できます」
磯山「子どものいる専業主婦という部分に関しては、私自身はまだ経験したことがなくて。友里香は、相手に強く言われると何も言えなくなってしまい、言いたいことがあっても自分が我慢してこの場が収まるのなら黙っていようというところがあって、それがかえって関係性を悪化させてしまいます。そういう部分は、とても共感できます」
相武「私は、璃子に共感できることはほぼないかもしれません。ちょっと特殊な家庭環境なので(笑)。でも、女性3人で話す場面は、心から楽しく話せます。“この3人だったらこう話すだろうな”というシーンが、演じようとしなくても自然と出来上がっていく。女性ならこういう話をして盛り上がってという感じは、とてもよく理解できます」
――皆さん初共演となりますが、とても和気あいあいとしていて仲がいいですね。
安達「そうなんです。驚くぐらい仲がいいです(笑)。3人のシーンは、初日からこんな感じで、このままの雰囲気でやっていました。こんなに話しやすいとは思ってなかった!(笑)」
磯山「ありがたいです!」
相武「本当に話しやすくて、何を話していても楽しいです」
磯山「主に健康の話をしてますけどね(笑)」
相武「そうそう。花粉症とかアレルギーの話を。良い情報もらえて助かっています」

「死ねばいいのに」強烈なセリフを投げつける思い
――妻と向き合わず不倫する麻矢の夫・光博(竹財輝之助)、妻を愛しすぎて異常なまでに束縛する璃子の夫・弘毅(高橋光臣)、結婚後にモラハラ気質で妻をいたぶる友里香の夫・哲也(塚本高史)と、3人の夫もクセが強いです。それぞれの“クズ夫”についての印象を教えてください。
相武「私…どう言えばいいの⁉(笑)」
安達「弘毅は、その息づかいだけでも強烈で面白いからね」
磯山「台本を読んでいても、『早く、弘毅が出てこないかな』って思います(笑)」
安達「うちの夫は浮き草みたいな雰囲気というか、少し浮いてるんじゃないかというぐらい、ふわーっとしていて、いたいけな小動物みたいな感じ。やっていることはひどいんですけど、怒りきれないというか…憎みきれないところのある夫だなと」
磯山「うちの夫は、本当にイヤなヤツです(笑)。哲也といると、沸々と自然な怒りが湧いてくるので、演じる上ではありがたいですね。そんな夫にも“何か”が起こって変わるので、そのギャップが面白い展開になっていきます」
相武「モラハラな哲也と“何か”があった後の哲也、どっちが本当の姿なんですかね?」
磯山「私がそうさせたの(笑)」
安達「そうかもよ!」
相武「友里香が“ダメ男製造機”だったりして(笑)」
磯山「それはありますね。“だめんず”を生み出しちゃう女性って、結構いると思うんですよ。そういう方への注意喚起として、このドラマは勉強になるかも(笑)」
――哲也の行動やセリフもすごそうですが、印象深いセリフやシーンはありますか?
磯山「いろいろありますが、ネタバレにならないように話すのが難しくて…。人に『死ね』って言うシーンがあるのは、言っちゃっていいんですよね?」
相武「大丈夫でしょう!」
安達「タイトルで言ってるから(笑)」
磯山「誰かに面と向かって『死ね』なんて言わないので、それはすごく緊張しますね。私、ケンカしたことないし、人に攻撃的なことを言った経験もないので」
安達「磯山さん、いい人だもん(笑)」
相武「本当に穏やかですよね」
安達「私は『死ね』と言う場面を撮った時、ブチ切れるような激しい感情になって絶対に言ってはいけないことを口走ってしまう人間の愚かさと、相手を思うからこその怒りや悲しさが『死ね』という言葉に詰まっている感じがして。バーッと感情を吐き出してしまうんだけど、ものすごく寂しさもあって。表に出ている態度と、心の中の温度差みたいものが渦巻いていて、“人間ってやつは…”と思いながら撮影に臨みました」
――本作を始め、テレ東ドラマでは「夫の家庭を壊すまで」や「夫を社会的に抹殺する5つの方法」など、家庭の裏側をのぞき見るような作品に注目が集まっています。この背景について思うことはありますか?
安達「現実では『死んでくれ』とまでは思わなかったとしても、旦那さんに対するちょっとしたイライラとか、うまくいかなさ、抱えている悩みが誰にでもあると思うんです。
だからこそ、視聴者の方はドラマで描かれる家庭の問題に共感する、スッキリする場面があって、共感と爽快感、慰められていると感じる瞬間があるのかなと」
相武「今回のドラマは、特に観終わった後に話をしてほしいですね。『どう思った?』『どうなると思う?』とか。今の自分が置かれている状況によって、登場人物の気持ちが理解できる人と全然分からない人、それぞれいるでしょうし、そういう思いを誰かとシェアすることでスッキリするんじゃないかな。
あと、ドラマの中に出てくる悩みと自分の悩みに近いものがあれば、自分の悩みだと言わずにドラマの内容として人に話して、モヤモヤを消化することができそう。そういう楽しみ方ができる作品だと思います」
磯山「このドラマは、スッキリすると思うんですよね。“嫌いな相手に地味につらい目に遭わせたい…”という思いを代弁してくれる」
相武「セリフにもありましたよね。『あの人、週2回ぐらいお腹壊せばいいのに』とか(笑)」
磯山「観ながら『その感じ、分かる!』と画面に向かって言ってもらえるようなドラマになるんじゃないかなと」
相武「そうなったら大成功ですよね!」

(撮影/田中健児 文/伊沢晶子)
【第1話】
大学時代の友人・麻矢(安達祐実)、璃子(相武紗季)、友里香(磯山さやか)は頻繁に集まっては旦那の愚痴で盛り上がり、鬱憤を晴らしていた。ある日、麻矢の夫・光博(竹財輝之助)の不倫が発覚。口論の末、光博は姿を消してしまう。
さらに時を同じくして、夫・哲也(塚本高史)のモラハラに悩んでいた友里香から「夫を殺しちゃった…!」と連絡が…。
予測不能のマリッジサスペンス!女性3人組命がけの人生リスタート劇が開幕-。
【安達祐実 プロフィール】
1981年9月14日生まれ。東京都出身。2歳からキッズモデルとして活動を始め、94年の日本テレビ系ドラマ『家なき子』で本格的にブレイク。同作品の台詞は、新語・流行語大賞にも選ばれるなど社会現象となった。
以降も幅広い役をこなす実力派俳優として数々のドラマ、映画に出演する他、ファッションブランドのプロデュースなど、活動は多岐に渡る。
【相武紗季 プロフィール】
1985年6月20日生まれ。兵庫県出身。2003年、ドラマ「ウォーターボーイズ」で俳優デビュー。「Happy!」「アテンションプリーズ」「レガッタ〜君といた永遠〜」「華麗なる一族」「絶対彼氏〜完全無欠の恋人ロボット〜」「天地人」など、多数出演。ドラマや映画など幅広く活躍している。
【磯山さやか プロフィール】
1983年10月23日生まれ。茨城県出身。俳優、タレントとして幅広く活動。月曜プレミア8「再雇用警察官」(テレ東)、「女ともだち」(BSテレ東)などに出演。最新写真集「and more」(講談社)も好評発売中。
記事提供元:テレ東プラス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。