A24が放つ驚きとユーモアと涙に満ちた、“死”をビジュアライズした「終わりの鳥」本編映像解禁
地球を周回して生きものの“終わり”を告げる鳥〈デス〉と、その鳥と寄り添う病を抱える少女・チューズデー。かたや一心不乱に鳥と闘う少女の母親を描いた「終わりの鳥(原題:TUESDAY)」が4月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開。〈デス〉がICECUBEの名曲『It Was a Good Day』を歌う姿を収めた本編映像が解禁した。
A24のもと、長編監督デビューを飾ったのはクロアチア出身のダイナ・O・プスィッチ。チューズデー役には、「恋人はアンバー」のローラ・ペティクルー。母親・ゾラを演じたのは、人気TVシリーズ『VEEP/ヴィープ』で知られるコメディエンヌのジュリア・ルイス=ドレイファス。
本編映像では、ひどく汚れ、心身ともに疲れ果てていた〈デス〉を優しく迎え入れるチューズデー。そして、母親が帰宅するまで待ってもらうため、『私を殺す前に、この曲を聴いて。気に入ると思う』とICECUBEの『It Was a Good Day』を聞かせようとする。〈デス〉は『“良い日”とは悲惨な出来事のない日♪』と歌い始め、気持ち良さそうにリズムに乗って踊り出し──。チューズデーにこの曲を知っているかと尋ねられた〈デス〉は、『Classic』(原文)と答えている。ちなみに『It Was a Good Day』は1993年にリリースされており、本作のエンディングテーマとしても使用されている。
Story
余命わずかな15歳のチューズデーの前に喋って歌って変幻自在な一羽の鳥が舞い降りた。地球を周回して生きものの“終わり”を告げる、その名も〈デス(DEATH)〉。チューズデーはそんな彼をジョークで笑わせ、留守の母親ゾラが帰宅するまで自身の最期を引き延ばすことに成功する。やがて家に戻ったゾラは、鳥の存在に畏れおののき、愛する娘の身から<デス>を全力で遠ざけるべく、暴挙に出るが……。
「終わりの鳥」
監督・脚本:ダイナ・O・プスィッチ
出演:ジュリア・ルイス=ドレイファス、ローラ・ペティクルー
原題:TUESDAY/2024年/英=米/110分/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:佐藤恵子
配給:ハピネットファントム・スタジオ 映倫区分:G
©DEATH ON A TUESDAYLLC/THE BRITISH FILM INSTITUTE/BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2024
記事提供元:キネマ旬報WEB
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