SGホールディングスが九州エリアに大型中継センター 新設へ物流の2030年問題に対応し、効率化目指す
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SGホールディングスは、グループ傘下の佐川急便やSGリアルティ(いずれも京都市)と連携し、九州エリアで物流を効率化させることなどを目的に大型中継センターを2028年6月、福岡県篠栗町に新設する。
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SGホールディングスは、グループ傘下の佐川急便やSGリアルティ(いずれも京都市)と連携し、九州エリアで物流を効率化させることなどを目的に大型中継センターを2028年6月、福岡県篠栗町に新設する。
建設予定地は九州自動車道の福岡インターチェンジから近く、福岡市内をはじめとする九州全域へのアクセスに優れているという。延べ床面積は約3万5000平方メートル、処理能力は1時間当たり3万個。路線便数は1日当たり118便減となり、集約効果は約17億円を見込んでいる。
SGホールディングスは、労働人口の減少や高齢化率の高まりによってドライバーの大幅な減少が課題となっている「2030年問題」に対応するため、荷物の積載効率向上によるトラック台数の適正化や安定した輸送品質、自動設備導入による作業効率化を目指し、東京中継センター(東京都江東区)を26年7月、関西エリア中継センター(兵庫県尼崎市、ともに仮称)を27年1月に稼働する予定で建設を進めている。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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