ジャ・ジャンクー「新世紀ロマンティクス」、チャオ・タオが“無言で語る”シーン公開
名匠ジャ・ジャンクーがミューズであるチャオ・タオを主演に迎え、ある女性の長い旅路を21世紀の中国の変化に重ねて描いた「新世紀ロマンティクス」が、5月9日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。三峡ダムの完成とともに水没する運命にある古都・奉節(フォンジエ)を訪れた主人公チャオが、言葉を発さずに易者とやりとりするシーンの映像が到着した。
https://www.youtube.com/watch?v=zvAdFRwz4V8
第77回カンヌ国際映画祭でのワールドプレミア後には、「チャオ・タオが最高の映画俳優のひとりであることも証明した」(Little White Lies)、「チャオ・タオは瞳だけで多くのことを表現する。彼女の演技が映画を支えている」(Deadline)、「チャオ・タオとジャ・ジャンクーが出会ったことは、映画ファンにとってなんと幸運なことだろうか」(FILMMAKER MAGAZINE)と、チャオ・タオへの賛辞も相次いだ。無言ながら雄弁なその演技に注目したい。
Story
新世紀を迎えた2001年。百万人以上の故郷が湖に沈んだ2006年。目覚ましい経済発展を遂げた2022年──。チャオは大同(ダートン)を出て戻らない恋人のビンを探しに奉節(フォンジエ)を訪れ、ビンは仕事を求めて経済特区の珠海(チューハイ)へ向かう。時は流れ、二人はまた大同へ。閑散としていた街にビルが立ち並び、スーパーではAIロボットが接客する。変わり続ける街にのまれながら、繰り返す出会いと別れ。時間は戻らない。だから前へ進む。
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配給:ビターズ・エンド
記事提供元:キネマ旬報WEB
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