吉田優利は予選落ちでリシャッフル突破ならず「伸ばしきれなかったことがすべて」
<ポートランドクラシック 2日目◇2日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6480ヤード・パー72>
単独首位のデウィ・ウェーバー(オランダ)がトータル16アンダー、2位タイのポリー・マック(ドイツ)とアンドレア・リー(米国)がトータル14アンダーと伸ばし合いになっている今大会。そんな中、吉田優利は「72」にとどまり、トータル3アンダーで予選落ちを喫した。
ホールアウト後、WOWOWのインタビューに応じた吉田は、「前半伸ばしきれなかった。それがきょうのゴルフのすべてだった」と振り返った。
2番パー3でバーディを先行するも以降はパーを並べるもどかしい展開。「自分では入ったと思っても、グリーンの跳ね具合が朝とは違いました」となかなかバーディパットを決め切れなかった。9番では短いパーパットを外し、ボギーで振り出しに。後半では2つのバーディを奪ったが、13番パー3では池に入れるなどダブルボギーを叩き、イーブンパーのラウンドとなった。
予選通過へ3打ビハインドとなったあがり3ホール。16番では長いバーディパットを決める意地も見せた。「あと3ホールで3つ取るという中で、いいパットだった」と決勝へ進むことはできなかったが、時折光るプレーを見せた。
今大会後に行われる第2回リシャッフルで出場優先順位が見直される。シード選手と同等の出場試合数が得られるランキング80位以内を目指す吉田(現在のポイントランキングは121位)にとってはまさに“正念場”だったが、突破はならなかった。「きのうはいい感じで回れていた。きょうみたいなゴルフはなるべくしたくないので、精度のいいゴルフをできるように練習したい」と次戦に向けて態勢を整えるつもりだ。
さらに「ショットの精度を上げたいので、スイングをしっかり確認する。キャリーとランの細かなすり合わせ、ショートゲームを引き続き練習したい」と話した。8月29日に行われる「FMグローバル選手権」にエントリーはしているが、出場権が降りてくるかは未定。今後は限定的な出場数の中で来季のシード権獲得を目指していく。
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