高校に入り急激に身長が伸びた中村、レギュラーとして活躍しプロからも注目『NumberTV』#15

『NumberTV』
NTTドコモの映像配信サービス「Lemino(レミノ)」では、さまざまなジャンルのトップアスリートを招き、彼らの競技人生における「最大の挫折」の真実に迫る『NumberTV』を配信している。その時何を感じ、どう壁を乗り越えたのか。選手本人が当時の写真と向き合いながら、復活までの道のりを明かす本格ドキュメンタリーだ。#15では、元プロサッカー選手・中村俊輔の挫折と苦悩に迫る。
「そういう環境が伸びる」あえて厳しい環境を選ぶ中村のストイックさ
高校に入り、急激に身長が伸びた中村俊輔。筋力もついて2年生からレギュラーとして活躍し、神奈川県の選抜として国体にも出場。第75回全国高校サッカー選手権大会では準優勝の成績を収めた。
心も体も成長した中村は「追いついたな」と、当時の心境を赤裸々に語った。久々に再会した選手と試合した際に「(自分の)レベルは落ちてないんだな」と感じたといい、成長の仕方を覚えることが出来たのは「佐熊先生が自分で考えさせる環境を作ってくれたから」だと有り難みを語った。
プロからも注目され、いくつかのクラブの練習に参加することになった中村は「自分がいかに伸びる環境かを知るために練習参加した」といい、プロの世界はプレッシャーもあったが「そういう環境が伸びる」とあえて厳しい環境に身を置いた。
ストイックな中村は横浜マリノスに入団して1年目にしてトップチームでプレー。3年目に背番号10を託され、史上最年少の22歳でJリーグMVPを獲得するなど、日本サッカーの顔になった中村だったが、2001年のフランスとの親善試合では惨敗した。自分に何が足りなかったのか。更なる成長を求め、中村は世界に飛び立った。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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