ミュゼ全店休業 「脱毛ビジネスはオワコン」 高須幹弥医師、脱毛業界の構造問題を指摘
3月22日、高須クリニックの「高須幹也」(登録者数78万人)が「大手脱毛サロン『ミュゼプラチナム』が全店舗一時休業を発表した件について解説します」を公開しました。
ミュゼプラチナム休業について解説
3月21日、大手脱毛サロンのミュゼプラチナムが3月22日からの約1カ月間、全国すべての店舗を一時休業するという発表しました。ミュゼプラチナムは休業の理由について「新たな経営体制への移行に伴い、国内優良企業からの資金支援を受けることが正式に決定し、各種準備を円滑に進めるため」と説明し、「財務・運営両面での再構築をより確実に行う」としています。
高須はこれに触れ、ミュゼプラチナムは国内企業からの資金援助が決まったとしているものの、その状況は「実際厳しいかも」との見解を示しました。その背景には、脱毛ビジネス全体の構造的な問題があると高須は指摘。「医療脱毛もサロンの脱毛も、もうビジネスモデルは崩壊しております」と語りました。
高須によると、ここ数年の美容ブームに伴って脱毛需要が高まり、脱毛サロンや脱毛クリニックが急増したそう。その結果、価格競争の激化が起こり、経営が成り立たなくて倒産するといったことが増えているといいます。高須は「消費者の方々はネットで調べて、とにかく料金の安いところでやろうとするんですよね。なので余計にダンピング(不当廉売)が進む」「ワンコインだけとか無料だけやって、それで何軒も回って全身脱毛完了させちゃおうとかそういう“つわもの”のお客さんとかも増えてしまって」と話します。
高須によると、こうしたワンコイン脱毛のようなサービスは利益が全く出ないため、多くのクリニックでは、脱毛を“赤字部門”と割り切り、ワンコイン脱毛が目的で来た顧客を他の美容施術に繋げることで収益を出しているのだとか。「多くの大手の美容クリニックは、脱毛は赤字を前提で経営してるんで、なので脱毛だけでやってるクリニックやサロンは本当に申し訳ないんですけど“オワコン”ですね」「日本の脱毛ビジネスはもうオワコンです」「うち(高須クリニック)が生き残ってるのは、脱毛がおまけで外科がメインだから生き残ってやってるので」と話します。
コメント欄では
通い放題で契約させるとか新規を取り続けないと儲からない経営方法はダメですよね
こういった話を幹也先生から聞いていたので高須クリニックで脱毛契約しました
とても良心的で安定していて先生のお話を聞いて選んで良かったなと思っています。ありがとうございます
脱毛サロンや美容クリニックの闇について日本一詳しいYouTuber
といった声が多く寄せられています。
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