ICT教育の導入に賛成35%、懸念の声も イー・ラーニング研究所が意識調査
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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オンライン学習サービスを提供するイー・ラーニング研究所(大阪府吹田市)は、20~59歳の男女500人を対象に情報通信技術(ICT)を活用した「ICT教育」に関する意識調査を実施、教育現場や家庭での導入に対しては35%が「賛成」と回答したなどとする結果を公表した。
「反対」は8%、「どちらとも言えない」は57%で、同研究所は「導入への期待がある一方で、懸念の声も上がる結果になった」としている。
導入のメリットに関しては「どこでも学べる」が31.9%で最も多く、次いで「学習の効率が上がる」(21.9%)「個別最適な学習ができる」(13.9%)などが続いた。一方、デメリットは「画面を長時間見ることによる健康への影響」(25.4%)や「ノートや教科書と比べて記憶に残りにくい」(22%)「ネット環境による格差が生まれること」(20.9%)などの懸念が上がった。同研究所は「ICT教育は、メリットとデメリットの両面に着目して進める必要がある」としている。
今回の意識調査は2月20~23日、インターネット調査ツール「QiQuMO(キクモ)」を使用して実施した。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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