被告は犬 被告犬は無罪か有罪か 実話からインスパイアされたコメディ 「犬の裁判」予告
2025年5月30日より劇場公開される、第77回カンヌ国際映画祭でパルム・ドッグ賞を受賞した映画「犬の裁判」の、予告編が公開された。
予告編は、負け裁判ばかりの絶不調な弁護士アヴリル(レティシア・ドッシュ)が、またも勝ち目のない依頼を泣く泣く請け負うことになるコミカルなシーンで始まる。前代未聞の法廷劇に、絶望的な状況に置かれた犬のコスモスの主人ダリウシュ(フランソワ・ダミアン)、原告側の弁護士(アンヌ・ドルヴァル)が、法廷内での激論バトルに真剣に取り組む、笑いを誘うシーンが続く。また、被告犬として証言台に立つコスモスを演じたサーカス犬のコディは無罪を主張。カンヌ国際映画祭でパルム・ドック賞の受賞もうなずける演技披露している。
「犬の裁判」は、実話からインスパイアされたフランスの法廷コメディ映画。負け裁判ばかりで事務所から解雇寸前の弁護士アヴリルは、次の事件では必ず勝利を勝ち取ろうと決意する。そんなときある男から、かけがえのない伴侶で絶望的な状況にある犬コスモスの弁護を依頼される。3人の人間に噛みついたというコスモス。法律で犬は“物”と見なされ、飼い主に罰金1万フランとコスモスの安楽死を言い渡されるなか、犬が“物”ではないというアヴリルの主張が認められ、前代未聞の犬が被告となった”犬の裁判”が始まる。
監督・主演は、俳優・ダンサー・作家・演劇監督として多彩な才能を発揮しているレティシア・ドッシュ。カンヌ国際映画祭パルム・ドック賞を受賞したコスモスを、アクロバティックなサーカス犬のコディが演じている。


【作品情報】
犬の裁判
2025年5月30日(金)、シネスイッチ銀座・UPLINK吉祥寺他にて全国順次公開
配給:オンリー・ハーツ
🄫BANDE À PART - ATELIER DE PRODUCTION - FRANCE 2 CINÉMA - RTS RADIO TÉLÉVISION SUISSE - SRG SSR – 2024
記事提供元:映画スクエア
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