鈴木愛は約1カ月の“ゴルフ断ち”でリフレッシュ 連覇かかる大会も「あまり理想は高く持たずに」
<北海道meijiカップ 事前情報◇1日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6568ヤード・パー72>
前年覇者の鈴木愛が、7月7日が最終日だった「ミネベアミツミレディス」以来となる4週ぶりに出場する試合で連覇を目指す。
「前半戦もあまり休まなかったし、全米(女子オープン)から帰ってきた後もずっと出っ放し。暑くなって、正直体力的にしんどかったので、しっかり休養したいと思った。残りシーズンも考えて、無理しても後半戦で気持ち的に疲れると思うので休めるうちに休もうって」
“夏休み”の理由については、こう明かす。うち2週はツアー自体がオープンウィークだったため、試合でいうと2試合ぶり。「しっかりとした休養を入れるのは初めて」と、英気を養うことができたようだ。
その間はイベントでのラウンドや、プライベートでプレーすることはあったが、「ほとんどゴルフをしなかった」と休養することに主眼を置いた。3泊4日の韓国旅行で買い物をするなどリフレッシュもバッチリ。開幕前の様子については「感覚をちょっとずつ思い出している感じ」と明かす。水曜日に1ラウンド、プロアマ出場などでゴルフ勘を取り戻している。
「練習場の感覚はすごくいいんですけど、コースだとアップダウンもあってアライメントのズレを感じる。肩や足の向き、ボールの位置もズレていました。感覚はいいので、あとは自分の思った感じにできれば、さらによくなってくるとは思う」。あすの初日に向け、急ピッチの調整が続いている。
現在パリ五輪が開催されているが、それも「あまり見ないんですよね。バレーボールくらい」と話すが、ここから再びアスリートの生活に戻る。「上を目指してやりたいし、優勝できたら理想ですけど、ゴルフもやっていなかったので、あまり理想は高く持たずに。地に足をつけてゴルフを楽しみたい」。今季2勝の鈴木にとって、ここが後半戦の初戦。“ゴルフ断ち”の効果を、いい方向に働かせたい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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