偉大な師・坂田信弘氏に感謝と涙の誓い 安田祐香「しっかり成績で返せたら」
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<北海道meijiカップ 事前情報◇31日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6568ヤード・パー72>
ジュニアゴルファーを養成する『坂田ジュニアゴルフ塾』(通称:坂田塾)を主宰したプロゴルファー・坂田信弘氏が、7月22日に亡くなった。1993年に坂田塾を開校し、古閑美保、上田桃子、笠りつ子ら多くのプロゴルファーを輩出。そしてその門下生には安田祐香もいる。
「聞かれるとこみ上げてきてしまいます。まだ1週間くらいしか経っていないので…」。師匠のことを想うと、涙があふれて止まらなくなる。
滝川第二高校卒業後に進んだ大手前大学でも指導を受けた。「塾長(坂田氏)の奥さまからは『最近の坂田塾出身のプロのなかでは一番応援していた』という言葉ももらっていました」。安田は坂田氏が最も気にかけていた門下生のひとり。「いい報告をプロになってからできたらと思っていたし、もっと頑張りたい」。涙ながらに決意を新たにした。
今大会は2年連続2度目の出場。昨年はカットラインに2打及ばず、予選落ちを喫した。「洋芝に苦手意識があって、ミネベアミツミレディスも全然良くなかった(36位タイ)。ちょっと苦手」と言うのが本音だが、来週には所属するNECが冠のホステス大会「NEC軽井沢72ゴルフ」もあり、弾みをつけていきたい。
そして恩人に、初優勝の報告をしたい。「これからも見守ってもらえると思う。いままでお世話になったぶん、しっかり成績で返せたらなと思います」。ここからの更なる活躍を、北海道で誓った。(文・笠井あかり)
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