【しなの鉄道】国鉄型115系S1・S9編成は改正前日まで定期運行!SR1系8割投入や軽井沢駅の接続改善など3/14ダイヤ改正の全貌を解説
イチオシスト

しなの鉄道に、大きな世代交代の波がやってきます。2026年3月14日(土)、しなの鉄道は春のダイヤ改正を実施します。長年愛された国鉄型名車「115系」のS1編成(しなの鉄道色)・S9編成(横須賀色)は、2月末のイベント終了後も改正前日まで定期列車として長野の鉄路を快走中。この改正では、新型車両「SR1系」の比率が全列車の約80%に達するほか、軽井沢駅での新幹線接続が7分に短縮されるなど、利便性が大きく向上します。引退間近な115系の最新状況と、新しいダイヤの注目ポイントを徹底レポートします。
115系S1・S9編成「本当のラストラン」はダイヤ改正3/14の前日まで!
2026年2月28日(土)に開催された「ありがとうS1&S9引退記念号」のラストランイベント。イベント自体はすでに終了していますが、S1編成とS9編成の本当の別れはまだ先です。
両編成は、イベント終了後も次のダイヤ改正まで定期列車として運行されます。つまり、2026年3月14日(土)のダイヤ改正前日まで、日常の足として活躍する姿を見たり、実際に乗車したりするチャンスが残されているのです。
また、イベント会場で販売された編成札や記念入場券セットなどのオリジナルグッズについては、2月28日以降、しなの鉄道が出店する他イベントでの販売も予定されています(駅での販売はいたしません)。買い逃した方も、今後の出店情報に注目です。
【3/14ダイヤ改正】全列車の約80%が新型「SR1系」へ

2026年3月14日(土)に実施される春のダイヤ改正では、大きな世代交代が行われます。新たに新型車両「SR1系」が2編成(計4両)導入され、旧型車両からの置き換えがさらに進みます。
この置き換えにより、しなの鉄道の全列車の約80%が、快適かつ環境にやさしい新型車両で運転されることになります。長年親しまれた115系のモーター音を聴ける機会が減るのは寂しいですが、快適性の向上は、日常的に利用する沿線住民にとって大きなメリットと言えます。
【参考】しなの鉄道 新型車両 SR1系200番台 S203 S204 編成、屋代駅構内を単独で初走行
https://tetsudo-ch.com/11228610.html
通勤通学・土休日の利便性向上と新幹線接続改善
車両の置き換え以外にも、利用状況に合わせた柔軟なダイヤ変更が実施されます。
夕方の通勤時間帯には、戸倉 17:54発⇒長野 18:20着の普通列車(平日のみ)が増発されます。また、上田 16:32発の普通列車は長野行き(17:17着)となり、上田〜戸倉間で運転区間が延長されます。土休日のお出かけも便利になります。これまで土休日は運休していた一部の列車が毎日運転に変更されるほか、利用状況を踏まえて一部列車が2両から4両へ増結されます。

さらに、新幹線を利用する遠方からの旅行者にとって嬉しいのが、軽井沢駅での接続改善です。現行ダイヤでは、小諸 16:20発⇒軽井沢 16:45着の普通列車から北陸新幹線「あさま626号」(東京 18:12着)への乗り換え時間が11分でしたが、改正後は小諸 16:24発⇒軽井沢 16:49着となり、乗り換え時間が7分に短縮され、よりスムーズな接続となります。
日常を支え続けた名車、最後の花道
115系は国鉄時代から半世紀近くにわたり日本の鉄路を支えてきた名車です。特別なイベント列車としてだけでなく、引退直前のギリギリまで「定期列車」として日常の運用を全うする姿に、鉄道会社としての矜持と車両への愛情を感じずにはいられません。新型SR1系がもたらす快適な未来を歓迎しつつ、長野の風景に溶け込んだ115系(S1編成・S9編成)の最後の勇姿を、ぜひ目に焼き付けておきたいところです。
今回のダイヤ改正は、115系との別れという寂しさはあるものの、SR1系が全列車の8割を占めるという、沿線住民にとって大きな進化の節目となります。新型車両による快適な通勤環境や、新幹線とのスムーズな接続 は、長野・上田エリアの価値をさらに高めてくれるでしょう。
改正まで残りわずか。115系S1・S9編成の最後のモーター音を聴きに、そして新しく変わるしなの鉄道の利便性を確かめに、ぜひ長野へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(画像:しなの鉄道)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
記事提供元:旅とおでかけ 鉄道チャンネル
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
