浅野忠信が15年ぶりに監督挑戦 摩訶不思議なストーリーが展開する「男と鳥」<MIRRORLIAR FILMS>

浅野忠信監督作「男と鳥」
短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」のSeason6がLeminoで配信中。今回は2月14日に配信が始まった、浅野忠信が監督を務めた短編映画「男と鳥」の魅力を紹介する。(以下、ネタバレを含みます)
多彩な短編映画が集まる「MIRRORLIAR FILMS」
2020年、“誰でも映画を撮れる時代の幕が開く”を合言葉に始動した「MIRRORLIAR FILMS」はand picturesの伊藤主税や、俳優の阿部進之介、山田孝之らのプロデュースによる、メジャーとインディーズの垣根を越えて映画を作り上げる短編映画製作プロジェクト。
これまで、Season1~5では俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンらが監督した42本の短編映画を劇場公開し、著名クリエイターの作品から一般公募作品まで、多彩な短編映画が集まっている。
独特な世界観が広がる「男と鳥」
浅野が今回、15年ぶりに監督に挑戦した「男と鳥」。ある屋敷に入り込んだゾンビ侍(田中一平)が、神(大原海輝)から「この箱を5分後に届けなさい」と頼まれたことから始まる摩訶不思議な物語で、コマ撮りの手法を用いて製作。約10分間の物語で、ほうきに乗った飛べない奇妙な鳥(阿部進之介)も加わって、箱をめぐる独特な世界観が次々と広がっていく。
劇中、ゾンビ侍、神、鳥などの個性的なキャラクターたちが展開する掛け合い。そこからは「何をやっているのだろう?」「この後、どんな展開が待っているんだろう?」と、引き寄せられるような魅力が感じられる。また、ブリッジで動き回るゾンビ侍や、彼が鳥と一緒にトンカチ型のほうきで飛行する場面など、子ども心をくすぐられるようなシーンも多数登場している。
浅野は撮影時のメーキングインタビューで「映画とかドラマもそうだけど、今ってパターン化している時代だと思うんですよね。でも、何だか分からないものが目の前に来たときには、(人は)たぶんずっとじっと見てしまうんだと思う。そういう時代が本当に来たんだと思うんです」とコメント。
そして、「子ども心がくすぐられる、そんな作品を作りたい」という言葉の通り、展開が気になって見入ってしまうような演出で、ワクワクするような印象が残った。

浅野忠信監督作「男と鳥」
「ゴールデングローブ賞」助演男優賞・浅野が非凡なセンス発揮
15年ぶりとなる監督作で、非凡なセンスを見せた浅野。米・テレビ界のアカデミー賞ともいわれる「第78回エミー賞」で最多18部門を受賞し、話題を席巻したドラマ「SHOGUN 将軍」には樫木藪重役で出演し、主人公にとって敵か味方か分からない“くせ者”を体現。
国内外の視聴者を魅了した浅野はその演技が評価され、1月に発表された「第82回ゴールデングローブ賞」のテレビ部門で助演男優賞を受賞し、世界に名をとどろかせた。
なお、同作では主演でありプロデューサーを務めた真田広之が主演男優賞、アンナ・サワイが主演女優賞を獲得。日本人俳優3人が受賞するという、ゴールデングローブ史上初の快挙も達成している。
名優・浅野による「男と鳥」は、役者として長年この世界に携わってきた彼だからこそ表現できる、独創的な世界観を体感できる作品に仕上がっている。
「MIRRORLIAR FILMS」Season6はLeminoにて配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「MIRRORLIAR FILMS Season6」がLeminoで配信中
記事提供元:Lemino ニュース
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