ソニーがSPRESENSE向け小型高精度マルチIMU Add-onボードを発売
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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SPRESENSE向けマルチIMU Add-onボードが、低バイアス変動および低ノイズ密度で、過酷な環境下でも信頼性の高い性能を提供します。
概要
製品名:SPRESENSE向けマルチIMU Add-onボード発売日:2025年2月28日
メーカー希望小売価格:43,780円(税抜き:39,800円)
詳細URL:https://developer.sony.com/ja/spresense/buy-spresense
マルチIMUの高精度化技術
この新しいAdd-onボードには、ソニーの独自開発したマルチIMU合成技術が搭載されており、工業用FOGに匹敵するバイアス安定性0.39deg/h以下を実現しました。これにより、本ボードは構造物検査用ドローンや小型自律移動ロボットなど、より緻密な制御を必要とする用途にも適応できるようになりました。想定するアプリケーション
低バイアス変動と低ノイズ密度の特性により、このAdd-onボードは長時間の使用でも安定した姿勢値を提供し、素早い動きを精緻に捉えることが可能です。そのため、屋内ナビゲーション、自動搬送機、ドローン、モーションキャプチャ、小型衛星の姿勢制御などの分野で効果を発揮します。まとめ
ソニーの新しいSPRESENSE向けマルチIMU Add-onボードは、高精度、小型、低コスト、そして高いロバスト性を併せ持っています。その結果、過酷な動作環境下でも高い信頼性を提供します。これにより、従来は困難だった用途に対しても、より緻密な制御を可能にしました。関連リンク:
製品詳細:https://www.sony-semicon.com/ja/products/spresense/index.html
記事提供元:prenew 最新のニュース一覧
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