F1レーサー・角田裕毅選、初めて悔しいと感じた出来事を明かす『NumberTV』#12
イチオシスト
NTTドコモの映像配信サービス「Lemino(レミノ)」では、さまざまなジャンルのトップアスリートを招き、彼らの競技人生における「最大の挫折」の真実に迫る『NumberTV』を配信している。その時何を感じ、どう壁を乗り越えたのか。選手本人が当時の写真と向き合いながら、復活までの道のりを明かす本格ドキュメンタリーだ。#12では、F1レーサー・角田裕毅選手の挫折と苦悩に迫る。
幼少期からモータースポーツをやっていたが、「そんなに好きでもない時期も」
幼い頃からモータースポーツに興じていた角田は大きな大会で結果を残すようになるが、その一方で、楽しいものだったレースが次第にそうではなくなっていったという。角田は当時について「7歳、8歳で本格的にやるってなった時に、父も厳しくなり始めて」と父親からの指導が厳しいものに変わっていったと語った。
「あんまり好きじゃなかったって言うか、めちゃめちゃ怒られて『ここまで真剣にやれ』みたいな。一時期それでカートそんなに好きでもない時期もけっこうありましたね」と父親からの厳しい指導に、カートを楽しむ気持ちがなくなっていたことを振り返った。
16歳の時に父親の元を離れて鈴鹿サーキットレーシングスクールに入校した角田。スクールではスカラシップ選考会で認められると、ホンダの育成ドライバーとして翌年度の公式レースに参戦できる。このスクール時代について角田は「めちゃめちゃよかったですね。やっと怒られなくなるし、やっとそこでモータースポーツを楽しみ始めた」と父親からの厳しい指導がなくなってモータースポーツを楽しめるようになったと話した。それまではレースで負けても悔しいと思う気持ちはなかったが、父親と離れて自分の意思で走るようになってから、負けたら悔しいという気持ちが強く湧くようになったと語った。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
