青森の女性たちは、やっぱりりんごに詳しかった 購入時に品種を気にする人が7割
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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身近なくだもの、りんご。そのまま食べるのはもちろん、お菓子を作ったり、子どもたちのお絵かきにもひんぱんに登場したりと人気者だ。でも、生産地の青森の女性のりんごへの思いにはかなわないかもしれない。「りんごに関する実態調査」(青森県りんご対策協議会・青森市)によると、青森の女性たちはやはりりんごの品種にこだわりを持っているようだ。
青森県の女性100人と県外の全国の300人を対象に1月23日~28日に調査を実施した。りんごを購入する時に青森県の女性の7割はりんごの品種を気にしており、6種類以上の品種を知っている人がどれくらいいるかを見ると、全国の女性は28%だが、青森県の女性は52%で2倍近い差が出ている。
りんごを食べる理由には違いはなく、トップはどちらも「おいしいから」。全国の女性の2位「健康に良いから」は、青森の女性では食べる理由3位になっている。好きなりんごのスイーツも双方「アップルパイ」。ほかにもりんごのタルトや焼きリンゴも上位に挙がっている。
ちなみに、青森では「青森りんご下敷き」という存在が知られている。記録がなく正確な年は分からないそうだが、昭和40年代に青森県りんご対策協議会が企画・発行したという。イベントや農協・青果会社などを通じて配布された下敷きを使った記憶のある人が多いといい、「おいらせ」「恋空」「北紅」など、さまざまなりんごの品種が掲載されている。青森の女性がりんごに詳しいのは、この下敷きの影響かもしれない。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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