阿部寛 難攻不落のAIに挑む元天才ホワイトハッカーに 菜々緒と初共演 「キャンドルスティック」公開決定
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阿部寛主演、日本と台湾の共同製作による映画「キャンドルスティック」が、2025年7月4日より劇場公開されることが決まった。
「キャンドルスティック」は、元天才ホワイトハッカー・野原(阿部寛)が主人公の作品。日本・台湾・イラン・ハワイと4カ国6都市を舞台に、「金融市場の番人」である難攻不落のAIをだまし、FX市場で大金を手に入れることをもくろむという、スリリングなマネーサスペンスとなっている。
主演は、2025年に芸能生活40周年を迎える阿部寛。ワナにはめられてすべてを失った元・天才ホワイトハッカーの野原を演じる。FXトレーダーで、野原にも自分と同じ共感覚を感じ、計画をサポートする杏子を菜々緒が、杏子の元夫で数学者の功を津田健次郎が演じる。舞台の一つとなる台湾からは、映画「瀑布」で台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨の主演女優賞を獲得したアリッサ・チアが、大企業の幹部リンネ役で出演。さらに、リン・ボーホンが香港の若き経営者リーを演じる。そのほか、サヘル・ローズ、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジスが出演する。
監督は、GUCCIやUNIQLOなどの広告映像ディレクションやMVなどの監督を務める米倉強太。本作が映画初監督作となる。米倉は元「MEN’S NON-NO」専属モデルで、阿部寛とは先輩後輩という関係にある。原作は、川村徹彦の「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」。
阿部寛と米倉強太のコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■阿部寛
今回のお話を頂いた際、ちょうど新たな挑戦を求めていた時期でした。同じメンズノンノ出身の米倉監督という才能ある映像作家とご一緒できると知り、大変興味を惹かれました。 本作は、日本、台湾、イラン、ハワイの4カ国を舞台に展開するスケールの大きなサスペンスです。国際色豊かなキャストとともに、国境を超えた物語の奥行きを体感しながら撮影に臨みました。 菜々緒さんとの初共演も非常に刺激的で、監督が描く「ネットワークが生む新たな世界観」の中で、どのように物語が紡がれていくのか、撮影を重ねるごとに期待が高まりました。完成を楽しみにしていますし、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。
■米倉強太(監督)
二年前の深夜にプロデューサーの小椋悟さんから、日本、台湾、イランの3カ国共同制作の作品を作らないか?と突然の電話を頂いた事から始まった僕の初めての長編監督作品。日本映画を代表するプロデューサーの方々、そしてメンズノンノの大先輩(先輩と呼ぶのも気が引けてしまいます)阿部寛さんを中心とした3カ国の俳優の方々の力をお借りして、3カ国を駆け抜ける素晴らしい映画が完成しました。
阿部寛さん演じる野原を中心に巻き起こる台風は日本を飛び越えネットワークを通じて世界中に広がっていく。
次々と現れる人物と刻一刻と変化する人間模様を楽しんで頂けると思います。
【作品情報】
キャンドルスティック
2025年7月4日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
配給:ティ・ジョイ
©2025CANDLESTICK PARTNERS
記事提供元:映画スクエア
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