X(Twitter)の「身に覚えのないブロック」は新機能? ひっそりテスト中の「オートブロック」とは?
筆者は先日、X(旧Twitter)のおすすめ欄に流れてきたポストからユーザーを辿り、別のポストを見たところ、「ブロックしているアカウントによるポストです」と表示され、やり取りの一部が非表示になっていました。しかしブロック先はアカウント名もアイコンも見たことのないアカウントで、ブロックした覚えはまったくありませんでした。

調べてみると、ここ数日、「オートブロック」というXのテスト機能が一部ユーザーの間で実施されているとのこと。どうやらこの「オートブロック」機能により、自動でユーザーがブロックされてしまった様子です。
知らないアカウントを勝手にブロックする「オートブロック」とはいったい何なのか、今回はご紹介します。知らないアカウントを自分が勝手にブロックしているかもしれないので、X(Twitter)で積極的に交流を広げたい方や、知らない人をいきなりブロックするのは「失礼」だと感じるタイプの方は、ご注意ください。
X(Twitter)のオートブロックとは?
Xのヘルプセンターによると、オートブロックは個人ではなくXが行うもの。効果は通常のブロックと同じで、オートブロックされると、フォローやDMのやりとりが不可になります。
期間は7日間ですが、ブロックの解除はいつでも可能です。

なお、このオートブロック機能は2021年、XがまだTwitterだった時代に「セーフティモード」として導入されたもの。しかし2021年当時は日本では実施されておらず、なぜ2025年現在、大きな話題となるほどに突然オートブロック機能が動き始めたのかは不明です。
自分がオートブロック機能実施者か確認する方法
先述した通り、2025年2月中旬現在、オートブロック機能は一部ユーザーにだけ提供されています。自分がオートブロックの対象かどうかは、「設定とプライバシー」にアクセスし、「プライバシーとセキュリティ」の項目にセーフティモードという機能があるかどうかで判別可能です。
また、セーフティモードを有効にしていると、「Review Tweets and accounts(ツイートやアカウントを確認)」という項目が表示され、オートブロックされたアカウントを確認可能です。
オートブロックされる基準は?
Xのヘルプセンターには、「攻撃的な行為やスパム行為を行っている疑いのある別のアカウント」がオートブロックの対象になると記されていました。
なお、フォローしている人や定期的にやり取りをしている人がオートブロックの対象になることはありません。
しかし、筆者が自身のアカウントで確認してみたところ、オートブロックされた中にはアダルト系アカウントもありましたが、個人ではなく、特定の芸能人に対して攻撃的なポストをしている一般のアカウント、ポストにハッシュタグの多いアカウント、リポストが多いアカウントが対象となっていました。
X(Twitter)でオートブロックを未然に防ぐ方法
筆者の場合、同じコミュニティ内にはいるものの、特にフォローはしていないアカウントがオートブロックの対象になっていました。ブロックされた側は自身がオートブロックをされたとは分からず、手動でブロックされたと勘違いし、人間関係に支障を来すおそれもあります。
オートブロック対象者は設定の「プライバシーとセキュリティ」内に「セーフティモード」という項目があるので、それを無効にしましょう。

【オートブロック済】ブロックしたくないユーザーは自分でロックを解除
ブロックしたくないユーザーがブロックされていた場合は手動で解除しましょう。

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
記事提供元:スマホライフPLUS
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