渋野日向子、実はかなりの“ダンロップ娘”だった? ボールなど契約に「まじで初心にかえりました」
<ファウンダーズカップ 事前情報◇5日◇ブレイデントンCC(米フロリダ州)◇6465ヤード・パー71>
クラブ契約フリーとして、心機一転のシーズンを迎える渋野日向子。この変化への適応も開幕ダッシュのカギを握りそうだ。ただ、そのなかでボールとグローブに関しては住友ゴム工業(ダンロップ)と契約を締結。開幕戦会場では、両者の長年の縁が本人の口から明かされた。
渋野が選んだボールは飛距離重視の『スリクソン Z-STAR XV』。そしてクラブを握る手には『スリクソンGGG-S028』を着用している。新鮮な風景にも思えるが、渋野にとっては“懐かしい”という表現がピッタリなのかもしれない。こんな話が飛び出す。
「ボールは元々、高校(岡山作陽高)の時、ダンロップさんでした。学校で契約していたのかは分からないんですけど、(監督の姪の)東浩子さんのつながりとかもあって使わせていただいてましたね。昔も自分で買ってたのはスリクソン。なんか初心に戻った感じですね。ゴルフを始めて高校までずっと習っていたのもダンロップゴルフスクールですし、まじで初心にかえりました」
これだけを聞くと、実はかなりの“ダンロップ娘”だったことがうかがえる。クラブについては各メーカーの製品が混ざるが、5番Wが『スリクソン ZXi』、そしてアイアンは『スリクソン ZXi5』をバッグイン。ウッド系は構成などまだ試行錯誤を重ねている段階ではあるが、アイアンはこの1セットを携え渡米した。「飛んでましたね。7(スリクソン ZXi7)も試したんですけど、大きい方が安心感がある」と、選択の理由について話す。
「ゼクシオとか(も使っていた)。めちゃくちゃ飛んでいた中学校時代はドライバーがスリクソンで、アイアンがゼクシオでしたね。『めっちゃ飛ぶ!』みたいな」。冒頭に“適応も…”と記したが、その表情と言葉からは“心配なし”という印象を受けた。
【渋野日向子の開幕セッティング】
1W:タイトリスト GT2(9°/藤倉コンポジット 24ベンタスブルー)
3W:テーラーメイド Qi10(15/藤倉コンポジット ベンタスTRブルー5S)
5W:スリクソン ZXi(18°/藤倉コンポジット ベンタスTRブルー6S)
4,5UT:テーラーメイド Qi35 MAX(23,27°/藤倉コンポジット ベンタスブルーHB 7S)
6I~PW:スリクソン ZXi5(藤倉コンポジット MCI 80S)
50,54,58°:タイトリスト ボーケイSM10(日本シャフト N.S.PRO 950GH neo S)
PT:ピン アンサー プロトタイプ
BALL:スリクソン Z-STAR XV 2025年
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