岩井明愛・千怜は外国人キャディから“ラブコール” 英語も日々勉強で「吸収率は高めです」
<ファウンダーズカップ 事前情報◇5日◇ブレイデントンCC(米フロリダ州)◇6465ヤード・パー71>
最終予選会(Qシリーズ)を突破して、双子で同時の世界進出。岩井明愛、千怜のツインズがルーキーイヤーの初戦を迎える。「ちょっと不安もあり、楽しみっていう感じ」(明愛)と胸を高鳴らせている。
この“不安”というのは、前日に行われた会見で「出られる試合もまだ分からないところもあるし、そのなかで結果を出さないといけない。そこが不安です」(千怜)と話していた。上位で予選会を通過したとはいえ、リシャッフル(出場優先順位の見直し)の対象で、第1回は5月「ブラックデザート選手権」終了後に行われる。序盤の試合でポイントを積み重ねていく必要があるため、ロケットスタートが肝心だ。
キャディには外国人を起用した。今大会では明愛が日本人選手のバックを担いだこともあるマーク・ウォリントン氏、千怜がアーロン・ランドリー氏という組み合わせになる。関係者によると、このタッグはマーク氏からツインズへの“ラブコール”だったという。「英語の面に関してはすごい心強い」と信頼を置く。日々英語の勉強で「吸収率は高めです」。記者とも英語で会話してみたりとかなり積極的だ。
ゴルフだけではなく、米国の環境も存分に楽しんでいる。「きのう『チックフィレイ』というお店に行きまして…」(千怜)と開幕2日前にチキンハンバーガーで有名な米ファストフード店『Chick-fil-A』を訪れたことを明かした。これには明愛も「おいしかったよね!」と反応。チキンなどをディップして食べるオリジナルのソースも人気で、「満足度はソースが8割くらい」とニコリ。オフに目標のひとつとして話していた『ハンバーガー店巡り』も順調だ。
きょうはプロアマが始まるまえの早朝に9ホールをプレー。今季初戦にむけた準備も、順調に進めている。ふたりが共通して目標に掲げているのは「優勝」すること。「自分がどこまでできるか楽しみです」(千怜)。ツインズ同時に、華々しくルーキーイヤーの幕を開けたい。(文・笠井あかり)
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