カカオ生産地の児童労働を考える バレンタインにできることをやってチョコを楽しむ
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日本でバレンタインデーといえばチョコレート。スイーツ好きにはうれしい季節でもあるけれど、チョコレートの原料となるカカオはほとんどが国外産。そして生産地の児童労働は世界的にも大きな問題になっている。そ
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日本でバレンタインデーといえばチョコレート。スイーツ好きにはうれしい季節でもあるけれど、チョコレートの原料となるカカオはほとんどが国外産。そして生産地の児童労働は世界的にも大きな問題になっている。そこで、ガーナのカカオ産地で子どもたちを児童労働から守る活動を続けるNPO法人ACE(東京)は、チョコレートが最も消費されるバレンタイン期間に合わせ、児童労働についての啓発キャンペーン、「バレンタインは『#未来につながるチョコレート』を」をスタートした。
今年は国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)の目標8.7(児童労働撤廃)の達成期限を迎える重要な年。でも日本がカカオの7割を輸入しているガーナで、カカオ農家の子どものうち約2人に1人が児童労働を行っているといわれる。
そこでキャンペーンでは問題の解決に向けて個人でできる3つのアクションを提案している。一つは昨年亡くなった谷川俊太郎さんが児童労働について書いた詩「そのこ」の動画を見てシェアすること。そして児童労働をなくすことにつながるチョコレートを買ったりシェアしたりすること、また活動を支える寄付をすること、の3つだ。おいしいものを、罪悪感なく楽しめる日がくるように、できることから始めてみたい。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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