左手首の手術を受けたJ・スピースが“慎重な”リハビリを終えて復帰 「ここまで待って良かった」
<AT&Tペブルビーチ・プロアマ 事前情報◇29日◇ペブルビーチGL(6972ヤード)、スパイグラスヒルGC(7041ヤード・いずれもパー72)◇米カリフォルニア州>
昨年8月に左手首の手術を受けたジョーダン・スピース(米国)が今シーズン初出場する。「いい気分だよ」と、2017年大会で優勝を挙げたぺブルビーチに帰ってきた31歳は、笑顔を浮かべた。
スピースは2023年5月に息子・サミー君と遊んでいるときに初めて手首を負傷。手術の代わりに休養で回復を試みたが、完治することはなかった。そして23年秋に症状が再発したが、プレーを続けた。
しかし、手首は限界を迎え、昨年8月の「フェデックス・セントジュード選手権」終了後に手術を受けた。手術は成功し、リハビリは慎重な姿勢で臨んだ。医師の許可が出るまでパッティングを始めずに、他のスポーツのアスリートたちにも相談した。
「いくつか素晴らしいアドバイスをもらった。そのうちの1つは、手術から復帰をするのに遅すぎるということはないということだ。すぐにでも試合に出場したいと思っていたけど、ここまで待って良かったと思う」と、順調にリハビリを重ねてきた。
実は、昨年12月のクリスマスに右手のひらを負傷してこちらも手術を受けていたスコッティ・シェフラー(米国)と同じダラスの医療施設で理学療法を受けていたことを明かしたスピース。「同じ時間にそこにいたとは知らなかった」と、先週2人が一緒にゴルフをしたときに発覚したようだ。
元世界ランキング1位のスピースはメジャー3勝を含むツアー通算13勝。22年の「RBCヘリテージ」以降は優勝できていない。再びゴルフ界のトップに返り咲くために、2025年シーズンをスタートさせる。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。