使用済み食用油を再利用 したSDGsストーブ休憩所北海道の「北広島ふれあい雪まつり」に出展
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パリ協定から脱退する大統領令に早速署名したトランプ米大統領。かたや大規模な山火事や溶ける氷河湖で水没する村など、危機感はつのるばかりだ。
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パリ協定から脱退する大統領令に早速署名したトランプ米大統領。かたや大規模な山火事や溶ける氷河湖で水没する村など、危機感はつのるばかりだ。
身近なところでできることから地道にやるしかないわけだが、北海道の北広島市イベント広場で2月1、2日に開催される「北広島ふれあい雪まつり」では、使用済み食用油を再利用した無料のSDGsストーブ休憩所「あったかステーション」(丸吉ロジ・北海道北広島市)ができる。
地球環境とエネルギー問題について考えてもらおうという取り組み。北広島市内の近隣施設から出た使用済み食用油を再利用するSDGsなストーブで、燃料費高騰と二酸化炭素による地球温暖化という社会課題への解決策の一つだ。
このストーブを設置する丸吉ロジは、使用済み油を再利用して燃料とするサステナブル・オイルストーブ「eco太郎」を販売している。日常的にコストをかけて廃棄される油を活用し、燃料費を削減すると同時にCO₂排出量を実質ゼロに抑えることが可能なストーブだ。灯油などの化石燃料に代表される「従来型燃料」燃焼時に排出されるCo2とは違い、食用油燃焼時に排出されるCo2は、原料である植物がかつて大気中から吸収していたCo2が大気に還元されるのみで、カーボンニュートラルを同時に実現できる。使用済み食用油をそのまま使えるため、飲食店・施設などでも暖房費が大幅に抑えられるという。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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