福島12市町村に命を吹き込む|「風のふく島 」金曜深夜24時42分【ドラマ25】
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「テレ東プラス」では、「テレ東ファン支局」のコンテンツの中から、「風のふく島 」梅山文郁プロデューサー、植田郁子プロデューサーのコラムをご紹介します!
【動画】「風のふく島」最新回
今回は、梅山プロデューサー、植田プロデューサーに、脚本や演出のこだわりポイントやドラマ作りのきっかけなど、制作の裏話を聞いちゃいました!
これを読んでドラマをもっと楽しんじゃいましょう!
Q. このドラマを作ろうとしたきっかけは何ですか
このドラマの舞台は、2011年の東日本大震災での原発事故に伴う避難指示対象となった福島12市町村なのですが、もともと住んでいた人が多く離れてしまったエリアなんですよね。
最後まで避難対象だった双葉町の避難指示が2022年に解除されたのですが、震災から10年以上経っての解除なので、生活拠点も変わり帰宅も難しい人も多くて。。
とはいえ、この場所を盛り上げるため、新たな活動をしている移住者たちがいるというお話を福島県の方からお聞きして、その方たちにフォーカスをあてて、彼らのエピソードをもとにしたドラマをつくることとなりました。ちょうど12市町村と1クール12話のドラマでぴったりだし、1話1市町村でお話をつくっていけばいいねと。
企画としては、去年「姪のメイ」というドラマでもご一緒した青野華生子プロデューサーと相談しながら、新たな企画を考えました。とにかく楽しい、前向きなドラマにしよう!としました。
Q. 脚本や演出で特に力を入れたところを教えてください
監督が7名ということで各話それぞれのこだわり演出があります。第1話の池田監督の馬や甲冑のシーン、第2話・第10話の広瀬監督のサーフィンや地元の方々との触れ合いのシーン、第3話・第6話の二宮監督の楢葉音頭で踊り狂う(笑)ビビットな質感のシーン、第4話・第9話の住田監督の人間サイズの酵母菌(ってなんなのかはぜひ放送で 笑)と語り合うシーン、第5話の三木監督の三木節とも言えるシュールな笑いの間、第7話・第12話の川元監督の芸人さんならではのクスッとくる笑い、第7話・第11話の戶田監督のフェイクドキュメンタリーのような演出…正直語り出すとキリがないです。
それぞれの監督にそれぞれの演出の技を発揮していただき、時にはモニターを見てクスクス笑いながら演出をつけていた方もいました。そんな監督陣にスタッフも触発され、とある話で人形劇が出てくるのですが、「もう一回やらせてくださぁい!!!」というスポ魂ドラマみたいなテンションで20テイクぐらいやり直すという凄まじい時間もありました(笑)。そんなこんなでオムニバスならではの語りきれないこだわりをぜひ見つけて欲しいです!
Q. オープニング、エンディングの見どころを教えてください
オープニングはアニメーションになっています。各市町村の象徴的な場所とモデルとなった人のモチーフを重ねて、オリジナルでつくったのですが、これがめっちゃかわいくて…。なんせ自然が多いエリアで場所がかぶってしまうから、南相馬は神社にしてみるか、などいろいろとバランス考えながら12市町村をセレクトしてみました。
楽曲も和ぬかさんに書き下ろしていただいたのですが、曲ともマッチしていて。ワクワク感もあってとてもお気に入りです。エンディングはそんなオープニングと方向を変えて柴田聡子さんの優しいメロディーですべてを包み込むような感じになっております。
モデルの方と演じた役者の2ショット写真を交えたりして、余韻に浸ったそのお話を終えられるような。そんなイメージです。
▼最後にドラマを見る、投稿を読む皆さんに一言お願いします。
舞台となった福島12市町村に住む方々にエキストラなどでもご協力いただいたり、今回各話のモチーフになった実在の移住者12名の方々にはドラマを制作するにあたり取材や、ロケ場所、小道具に至るまで全面協力いただきました。
未だ爪痕が残っていると現地の方々がおっしゃっていましたが、それでも向き合うしかないんだと復興の道を歩む「福島県の今」が必ず映っていると思います。
ただ復興を全面に押し出したドラマではなく、移住者の方々のそれぞれの人生から「豊かに生きる」ということを教えてもらえるようなドラマです。そして7名の監督のこだわりや、そう来る!?と思えるような演出は必見!本当にモデルの方にこんなことあったの!?と半信半疑で楽しんでください(笑)。そこはドラマの世界…ファンタジーですから。
【梅山プロデューサーってこんな人】
これまで「姪のメイ」などを担当。
【植田プロデューサーってこんな人】
これまで「夫を社会的に抹殺する5つの方法2」BUMPショートドラマ「ぼくとぼくが好きな彼と、君と。」などを担当。
「テレ東プラス」では、「テレ東ファン支局」のコンテンツの中から、「風のふく島 」梅山文郁プロデューサー、植田郁子プロデューサーのコラムをご紹介します!
【動画】「風のふく島」最新回
今回は、梅山プロデューサー、植田プロデューサーに、脚本や演出のこだわりポイントやドラマ作りのきっかけなど、制作の裏話を聞いちゃいました!
これを読んでドラマをもっと楽しんじゃいましょう!
Q. このドラマを作ろうとしたきっかけは何ですか
このドラマの舞台は、2011年の東日本大震災での原発事故に伴う避難指示対象となった福島12市町村なのですが、もともと住んでいた人が多く離れてしまったエリアなんですよね。
最後まで避難対象だった双葉町の避難指示が2022年に解除されたのですが、震災から10年以上経っての解除なので、生活拠点も変わり帰宅も難しい人も多くて。。
とはいえ、この場所を盛り上げるため、新たな活動をしている移住者たちがいるというお話を福島県の方からお聞きして、その方たちにフォーカスをあてて、彼らのエピソードをもとにしたドラマをつくることとなりました。ちょうど12市町村と1クール12話のドラマでぴったりだし、1話1市町村でお話をつくっていけばいいねと。
企画としては、去年「姪のメイ」というドラマでもご一緒した青野華生子プロデューサーと相談しながら、新たな企画を考えました。とにかく楽しい、前向きなドラマにしよう!としました。
Q. 脚本や演出で特に力を入れたところを教えてください
監督が7名ということで各話それぞれのこだわり演出があります。第1話の池田監督の馬や甲冑のシーン、第2話・第10話の広瀬監督のサーフィンや地元の方々との触れ合いのシーン、第3話・第6話の二宮監督の楢葉音頭で踊り狂う(笑)ビビットな質感のシーン、第4話・第9話の住田監督の人間サイズの酵母菌(ってなんなのかはぜひ放送で 笑)と語り合うシーン、第5話の三木監督の三木節とも言えるシュールな笑いの間、第7話・第12話の川元監督の芸人さんならではのクスッとくる笑い、第7話・第11話の戶田監督のフェイクドキュメンタリーのような演出…正直語り出すとキリがないです。
それぞれの監督にそれぞれの演出の技を発揮していただき、時にはモニターを見てクスクス笑いながら演出をつけていた方もいました。そんな監督陣にスタッフも触発され、とある話で人形劇が出てくるのですが、「もう一回やらせてくださぁい!!!」というスポ魂ドラマみたいなテンションで20テイクぐらいやり直すという凄まじい時間もありました(笑)。そんなこんなでオムニバスならではの語りきれないこだわりをぜひ見つけて欲しいです!
Q. オープニング、エンディングの見どころを教えてください
オープニングはアニメーションになっています。各市町村の象徴的な場所とモデルとなった人のモチーフを重ねて、オリジナルでつくったのですが、これがめっちゃかわいくて…。なんせ自然が多いエリアで場所がかぶってしまうから、南相馬は神社にしてみるか、などいろいろとバランス考えながら12市町村をセレクトしてみました。
楽曲も和ぬかさんに書き下ろしていただいたのですが、曲ともマッチしていて。ワクワク感もあってとてもお気に入りです。エンディングはそんなオープニングと方向を変えて柴田聡子さんの優しいメロディーですべてを包み込むような感じになっております。
モデルの方と演じた役者の2ショット写真を交えたりして、余韻に浸ったそのお話を終えられるような。そんなイメージです。
▼最後にドラマを見る、投稿を読む皆さんに一言お願いします。
舞台となった福島12市町村に住む方々にエキストラなどでもご協力いただいたり、今回各話のモチーフになった実在の移住者12名の方々にはドラマを制作するにあたり取材や、ロケ場所、小道具に至るまで全面協力いただきました。
未だ爪痕が残っていると現地の方々がおっしゃっていましたが、それでも向き合うしかないんだと復興の道を歩む「福島県の今」が必ず映っていると思います。
ただ復興を全面に押し出したドラマではなく、移住者の方々のそれぞれの人生から「豊かに生きる」ということを教えてもらえるようなドラマです。そして7名の監督のこだわりや、そう来る!?と思えるような演出は必見!本当にモデルの方にこんなことあったの!?と半信半疑で楽しんでください(笑)。そこはドラマの世界…ファンタジーですから。
【梅山プロデューサーってこんな人】
これまで「姪のメイ」などを担当。
【植田プロデューサーってこんな人】
これまで「夫を社会的に抹殺する5つの方法2」BUMPショートドラマ「ぼくとぼくが好きな彼と、君と。」などを担当。
記事提供元:テレ東プラス
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