豪華キャスト誕生秘話|「法廷のドラゴン」金曜よる9時【ドラマ9】
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「テレ東プラス」では、「テレ東ファン支局」のコンテンツの中から、ドラマ9「法廷のドラゴン」(毎週金曜 夜9時)濱谷晃一プロデューサーのコラムをご紹介します!
【動画】「法廷のドラゴン 」最新回
今回は、濱谷プロデューサーに、豪華出演者のキャスティングポイントやここだけは外せないシーンなど、制作の裏話を聞いちゃいました!
これを読んでドラマをもっと楽しんじゃいましょう!
Q. このドラマを作ろうとしたきっかけは何ですか
2年ほど前にNetflixで「クイーンズ・ギャンビット」に感銘を受けて、天才女性棋士が主演の痛快なドラマを作ろうと思ったのがきっかけです。ただ、日本にはまだ女性のプロ棋士が1人もいない現実などを知り、プロ棋士の道が閉ざされた女性の第二の人生を描くというアイディアも生まれて、将棋×法廷ドラマにたどり着きました。
Q. 脚本や演出で特に力を入れたところを教えてください
将棋×法廷、という企画書はキャッチーなのですが、現実に落とし込むと非常に大変でした(笑)。でも、将棋を元の職業として脇に置くのではなく、法廷戦略にがっつり取り入れたかったので、そこが一番大変であり、力を入れたところです。
脚本家の戸田山雅司さんはミステリー脚本界の巨匠ですが、一から将棋を勉強し直し、将棋の定跡と法廷戦略を絡める緻密な脚本を執筆してくださいました。
また、堀江監督が法廷に浮かび上がる将棋盤CGをすごい熱量でこだわってくださり、僕が最初に想い描いたものより、はるかにクオリティの高いドラマになりました!
Q. 絶対この人!と思った出演者やキャスティング全体のポイントを教えてください
キャスト豪華すぎませんか?いろんな人にそこは驚かれますが、もう、本当に理想のキャストが揃ったというのが正直なところです。上白石萌音さんのアイディアも主人公・天童竜美はふんだんに反映されていて、ディスカッションしながら、萌音竜美が出来上がったと思います。感謝がつきません。
高杉真宙さん演じる虎太郎の慌てぶりも脚本よりほほえましく、コミカルな高杉くんも愛らしいです。和久井映見さんと田辺誠一さんの夫婦も理想的で、萌音竜美が2人の要素を半分ずつ入れた感じと言うのが説得力を帯びていて、感無量です。小林聡美さんは理想のキャストではありますが、事務員役で出てくれるとは思っておらず、本当に、お受けいただいたときは嬉しい反面、驚きました。兎羽役の白石麻衣さんは企画書段階から想定キャストに勝手に入れてるくらい当て書きでした。
スケジュール等で決定まで時間がかかりましたが、もし、成立しなかったら誰にお願いしたのか、想像がつきません(汗)
Q. ここだけは絶対外せないシーンやポイントを教えてください
将棋を全く知らなかった萌音さんが練習を重ねた指し姿をぜひ、堪能していただきたく。特に、大盤解説をするシーンは、駒を動かしながら、まくしたてるように戦略を説明する超絶大変なシーン。これ、本当に見事に演じてくれてますので、ぜひ、見届けて頂きたいです!
Q. オープニング、エンディングの見どころを教えてください
エンディングが将棋の「感想戦」になっています。それがどこかホッコリしててお気に入りです。主題歌のNovelbrightさんの書き下ろし楽曲「ワインディングロード」もとても温かく2人に寄り添ってくれるので、素敵なラストになっています。
(感想戦:開始から終局まで、またはその一部を再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討すること)
Q. 支局員の皆さんに伝えたい!他に書きたい!などの内容があればお願いします。
キャスト、スタッフ一同で、丁寧に丁寧に作ってきたドラマです。将棋がわからなくても楽しめるドラマになっていますので、ぜひぜひ、ご覧ください!
【濱谷プロデューサーってこんな人】
これまで「季節のない街」「闇バイト家族」「スナックキズツキ」「バイプレイヤーズ」などを担当。
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記事提供元:テレ東プラス
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