杢代和人が影響を受けた人物、菊池風磨との共演で“カッコいい大人”の姿を見た

水ドラ25「物産展の女～宮崎編〜」（水曜深夜1時放送／全2話）で、やや熱量低めの食品バイヤー・高城稔を演じる杢代和人さんにインタビュー【後編】。

【前編】では、宮崎撮影中の“ひとり旅”初体験談を。

【動画】杢代和人が物産展のバイヤーに「物産展の女～宮崎編〜」

大きな影響を受けた人物

――物産展をテーマに、開催に向けて全国各地の逸品グルメを探し求める食品バイヤーたちの奮闘を描く本作。新米バイヤー・蓮見春花を演じる平祐奈さん、伝説のカリスマバイヤー・御厨京子を演じる山口紗弥加さんの印象は？

「おふたりともキャラは全く違いますが、とにかく楽しい方々で。平さんは陽のオーラで、人を笑顔にするパワーを感じる方。平さんの笑顔が伝染して、僕もずっと笑顔でいられました。山口さんはお話が上手で、話すこと全てが“すべらない話”なんです。現場の休憩中は、みんなで話して盛り上がっていました。おふたりとも常に周りをよく見て気配りをされる方だったので、役者としても一人の人間としてもたくさん勉強させていただきました」

――春花も高城も、御厨をはじめ周りの人の影響を受けて成長していきます。杢代さんご自身が大きな影響を受けたり、自分に変化があったなと思う人はいますか？

「ドラマ『私たちが恋する理由』（テレビ朝日系）で菊池風磨さんと共演したことで、少し考え方が変わったと思います。カメラが回ってないところでも現場の空気作りをしたり、周りがしっかり見えているからこその気配りだったり、“カッコいい大人”の姿を間近で勉強させていただきました。同世代の方との共演が多かったんですが、本作含め2024年の後半から年上の方との共演が増えて学ぶこともより多くなりました」

2025年はどんな年に？

――昨年2024年は20歳を迎えましたが、心境に変化はありましたか？

「20歳になったことで“もう子供じゃないぞ！”という気持ちがありますね。あと、“もう20歳だから子供っぽいことを言うのはやめておこうかな”と思ったりもします(笑)」

――俳優のお仕事と、原因は自分にある。のグループとしての活動は、どのようなバランスで？

「グループ活動は僕のホームです。そこから個人戦に挑戦に行っている感覚で、ホームがあるからこそ安心して両方頑張っていけています。これからも良いバランスを保ちながら内と外で頑張っていきたいです」

――昨年2024年はドラマや映画などに絶え間なく出演されて俳優として実りの多い1年だったのではないかと思います。昨年の活躍を経ての2025年の抱負は？

「2024年は、精力的に頑張れましたし、刺激的な楽しい1年でした。たくさんの作品に出合えて、世の中に少し“杢代和人”を知っていただけた年になったんじゃないかと思います。“俳優としてこれからも頑張っていくぞ”と、改めて決心できました。

これからも自分にしか出せない色をしっかり出していきたいです。お芝居はチームで作り上げていくもの。ガチガチに固め過ぎずその場に応じて変化できるのが俳優だと思っているので、“どうすれば作品がもっと面白くなるか”を1番に考えてこれからもいろいろな役柄を演じていきたいです。

とても実りある1年になったと思うので、2025年も、より頑張っていきたいです。僕自身“次はどんな役を演じられるんだろう”と楽しみにしています。2025年は、“日本でも世界でも杢代和人をたくさん知ってもらえた年になった”と胸を張っていえる1年にしたいです」

リアル物産展イベントが決定！ 「ドラマ『物産展の女～宮崎編～』宮崎物産展～日向・都城のうまいもの食べにこんね！～」は、2025年2月1日（土）有楽町駅前広場にて開催。

水ドラ25「物産展の女～宮崎編〜」全2話は、「TVer」、「ネットもテレ東」で期間限定無料配信中！

【プロフィール】
杢代和人（もくだい・かずと）
2004年5月20日生まれ。東京都出身。ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のメンバーとして活動中。2018年、ショートムービー「あの空の向こうに～夏雲～」で俳優デビュー。ドラマ「仮面ライダーギーツ」（テレビ朝日系）、「最高の生徒～余命1年のラストダンス～」（日本テレビ）、「沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call〜寝不足の原因は自分にある。〜」（テレ東系）、「降り積もれ孤独な死よ」（読売テレビ/日本テレビ系）、「3年C組は不倫してます。」（日本テレビ系）、「私たちが恋する理由」（テレビ朝日系）、映画「【推しの子】-The Final Act-」（2024年公開）などに出演。
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