「大事なのはここから」南野拓実のインタビュー後編『Lemino Football』#7
第7回は、ゲストに坪井慶介を迎えてヨーロッパのフットボール情報を余すところなく紹介する。イングランド、スペイン他、オランダ、ドイツ、トルコまで各国の強豪クラブ、有名選手の活躍は言わずもがな。ゲストの坪井による町野修斗選手の2得点。松木玖生選手のプレーの徹底解説も必見だ。バルセロナのスタジアム最新情報、週末の日本人選手の活躍を一気に見られる唯一無二の番組である。ASモナコ南野拓実選手の独占インタビュー後編も必見だ。セレッソ大阪から海外挑戦。リヴァプールを経てモナコ移籍の秘話。その思い。苦労を語ってもらっている。
名門リヴァプールでの苦労から今後の展望
『Lemino Football』第7回は、南野拓実選手独占インタビュー後編をお伝えする。安田理大がモンテカルロへ行き、南野選手に1シーズン目で苦労したことや現地での言語について取材した前編に続き、セレッソ大阪から海外挑戦した思いや今後のサッカー人生について質問した。
ヨーロッパで生活して10年。「今もセレッソ大阪の結果など気になる?」との安田の問い掛けに「もちろん!」と即答。セレッソ大阪時代は、特に香川真司選手、乾貴士選手、清武弘嗣選手の背中を追いかけて過ごしていたというのがすごく大きかったという南野選手。ヨーロッパで活躍する先輩たちの背中を見ていて常にヨーロッパを意識しながらプレーしていたことが今の自分につながっていると感じていると話した。
セレッソ大阪から海外挑戦。名門リヴァプールでは、なかなか試合に出られなかったときの心境を問われると自分自身に一番憤りを感じたと答えている。
「試合時間は少ないにしろチャンスを与えてもらいながらもそのチャンスをつかみきれなかった自分に対してすごく悔しかった。試合に出られてないのにリヴァプールって名乗っていいのか?」と当時を振り返った。その後、もう一回自分の力を証明したいと思いASモナコに移籍。昨シーズンでは、リーグ・アンで年間ベスト11に選ばれた南野選手。「欧州5大リーグで選ばれるのはなかなか相当なこと。そのときの心境は?」との安田の問い掛けに「何年か経った後に振り返ったら素晴らしいことだと思うけど、もっとできたと思うことの方が多かった。1シーズン目にかんだ悔しさを晴らすまでには至らなかった」と謙虚に話した。
つらい経験を経たからこそ諦めずに「大事なのは今」と常に理想に近づけられるよう前をみて日々奮闘している南野選手。今後のサッカー人生については、「一つのチームの中心選手として何シーズンもプレーする選手として去りたい。フランス/リーグ・アンのタイトルを取りたいというのが一番の目標。自分の身体が動く限り挑戦していきたい」と熱く語った。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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