身長2.5メートルの老戦士と賞金稼ぎがガチンコ対決 「カルキ 2898-AD」本編映像
「バーフバリ」シリーズなどのプラバースの最新主演作「カルキ 2898-AD」(公開中)から、プラバース演じる最強の賞金稼ぎバイラヴァと、アミターブ・バッチャン演じる不死身の戦士アシュヴァッターマンが激しくぶつかり合うシーンの、本編映像が公開された。
ディーピカー・パードゥコーン演じる“運命の子”を身ごもったスマティに、巨額の懸賞金がかけられる。そんな彼女を守るアシュヴァッターマンの前に、賞金稼ぎであるバイラヴァが姿を現す。身長2.5メートルという巨体を誇るアシュヴァッターマンは、金属で作られた頑丈な手錠をものともせず、立ち向かってくるバイラヴァを軽々と投げ飛ばしてしまう。人ならざる跳躍で砂漠の乗り物をいとも簡単に飛び越えてバイラヴァを追い詰めるアシュヴァッターマンに対し、コンクリートを粉砕しながらアシュヴァッターマンへと拳を向けるバイラヴァ。スマティを巡る最強の男たちの激しい戦いの様子が映し出されている。
本作でバイラヴァとアシュヴァッターマンが拳を突き合わせるシーンがお気に入りというナーグ・アシュウィン監督は、「バイラヴァとアシュヴァッターマンの戦闘シーンは最も困難でした。二人の英雄を公平に描き、かつ両方のキャラクターを誠実に表現する必要があったからです。そのためにVFXを始め、あらゆる手法を用いました」と、2人のアクションシーンにかける思いを語った。
「カルキ 2898-AD」は、2898年の未来を舞台としたSFアクションファンタジー。世界は荒廃し、地上最後の都市カーシーは、200歳の支配者スプリーム・ヤスキンと、空に浮かぶ巨大要塞コンプレックスに支配されていた。しかし、奴隷のスマティが宇宙の悪を滅ぼす“運命の子”を身ごもったことで、コンプレックスと反乱軍の大戦争の火ぶたが切られる。そこへ一匹狼の賞金稼ぎバイラヴァが加わり、過去の宿命が動き出す。
主演は「バーフバリ」シリーズや「SALAAR/サラール」のプラバース。戦闘では負けたことがない最強の賞金稼ぎバイラヴァを演じる。さらに、世界の命運を握ることになるスマティに「PATAAN/パターン」などのディーピカー・パードゥコーン、6000年の長きにわたって“運命の子”の出現を待ち続ける不死身の戦士をアミターブ・バッチャンが演じる。メガホンをとったナーグ・アシュウィン監督。インド神話の神々たちが、6000年という途方もない時空を駆け抜け、未来の地球の命運をかけて暴れまわる作品を、「RRR」を上回る110億円の製作費をかけて作り上げた。
【作品情報】
カルキ 2898-AD
公開中
配給:ツイン
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記事提供元:映画スクエア
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