えっ、オデッセイっぽくない!? スコッティ・キャメロンの未発表の新作がソニーオープンから供給開始
<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇9日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
2025年シーズン開幕戦「ザ・セントリー」で、新調したスコッティ・キャメロン製のセンターシャフトブレードパターでツアー11勝目を挙げた松山英樹。今週の舞台はハワイ・マウイ島からオアフ島に舞台を移し、「ソニー・オープン・イン・ハワイ」が行われる。その会場で、米国スコッティ・キャメロンが未発表の新作プロトタイプを供給開始した。
「スコッティ・キャメロンの次世代ブレードパターとミッドマレットパターがPGAツアーに登場しました。今週ハワイで開催されるソニーオープンの競技者たちには、世界中のツアーで活躍するスコッティ・キャメロンの選手の成功とフィードバックに基づいて作られた、10種以上の新しいプロトタイプのヘッドとネックの構成が紹介されます」(米国アクシネット社ツアー広報)
そのマレット型の画像を見ると、ちょっとした衝撃が。パター通の人でなくとも「オデッセイのJAILBIRDっぽくない!?」と、パット見の印象で思ってしまう、シルバーとブラックの縦のアライメントが特徴的だ。当該プロトタイプについて、PGAツアー担当のポール・ヴィザンコ氏は、次のように話している。
「ツアーでの検証作業は、当社の研究開発プロセスの重要な部分で、過去1年間、舞台裏で選手たちと取り組んできた新製品をここでお披露目できることを嬉しく思います。音と打感は、距離のコントロールとパターの全体的なパフォーマンスに大きな役割を果たし、それがすべての自信につながります。これらの新しいデザインは、当社が常に定評のある職人技を提供しながら、パフォーマンスとテクノロジーを新しいレベルに引き上げています」(ポール・ヴィザンコ氏)
そのアライメントデザインだけでなく、音や打感についても革新的な機能アップを匂わせるスコッティ・キャメロンのツアー担当者。松山の記録破りの開幕戦勝利で勢いづく中、選手のフィードバックと共に開発したという、新プロトタイプの投入者は2戦目で現れるだろうか。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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