ツアー2年目の久常涼はフロリダ州オーランドを拠点に「アメリカにしっかり腰を据えて」
<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇8日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
昨シーズンのポイントランキングを93位で終え、今シーズンのシード権(メジャーやシグネチャー大会などを除く)を獲得した久常涼。ハワイ州・オアフ島から米ツアー2年目のシーズンをスタートさせる。「1年目にシードを取ることができたので、 次はやっぱり早く優勝していきたい。ルーキーシーズンで、いっぱい優勝した選手がいっぱいいるので、追いついていけるように頑張っていきたいなと思います」と、意気込む。
ルーキーシーズンは明確な拠点を構えず、各地を転戦するスタイルでツアーを回っていた。しかし、今年は米フロリダ州オーランドに拠点を構えることになった。「去年、1年を通して戦ってみて、帰れる場所っていうのを作りたいなとは思った。今年からはアメリカにしっかり腰を据えて、地に足付けて頑張っていきたい」。オーランドは松山英樹も拠点に構えているため、心強い。
今年は、星野陸也、大西魁斗、金谷拓実も米ツアーに新規参戦。日本勢合計5人が世界最高峰のツア―メンバーとして戦う。「日本人選手が増えるっていうのは、このツアーが日本からもより注目してもらえると思いますし、やっぱり松山さんを追いかけてみんなはやってるので。自分も追いかけてやっていきたいです」。先週にツアー11勝目を挙げた偉大な先輩の背中を追う。
この日は、プロアマ戦に参加。前半9ホールをプレーした。前日の7日には、松山英樹、アマチュアの松山茉生(まお)とともに練習ラウンドをここなっており、順調に調整を続けている。
「今シーズンは早く優勝したいですし、シードをキープすることはもちろんですけど、 より優勝争いに絡める回数を増やしていければいいかなと思います。4月までに優勝できるとまたマスターズに出られると思いますし、去年出場させていただいたので、やっぱりあの舞台には戻りたい」。再び“夢舞台”に戻るため、初戦からアクセル全開で挑む。
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