山下心暖は『感』 最後のプロテストと決意「挑戦させてくれた家族に感謝」【ルーキーの“今年の漢字”】
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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プロテストに合格した選手が合格年度No.1の座をかけて争った「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で、これからプロ生活が始まる97期生の選手たちに“今年の漢字”を書いてもらった。今回は山下心暖(こはる)をご紹介!
鹿児島県出身、2005年12月30日生まれ。8歳からゴルフを始め、2回目の最終プロテスト挑戦で合格を手にした。目標とする選手は山口すず夏だ。
スケッチブックに書かれた漢字は『感』。「去年落ちて、もう一度挑戦させてくれた家族への感謝が一番」とその思いを込めた。結果として見事に合格を果たしたが、今年の挑戦にはある決意があった。
「スポンサーさんもいなくて、フリーでやってきたので、お金とかで家族に迷惑をかけてしまった。テストは今年で最後にしようかなと思っていた」。覚悟の挑戦だったと明かす。
さらに、「練習環境は変わらないですが、トレーナーさんをつけてトレーニングして、体のメンテナンスをしてもらったこと」も合格への近道となった。
来季のレギュラーツアー出場権をかけて臨んだQTはファーストステージで敗退。しかし、枠が一つ空いたことから「ファイナルQT」に出場することができた。ただ、「運は良かったですが…モノにできなかった」と話すように、巡ってきた好機を生かすことができず結果は68位。レギュラーツアー前半戦の出場権獲得には至らなかった。
来季は下部のステップ・アップ・ツアーから“下剋上”を目指すことになる。プロテスト、QT、新人戦と目まぐるしい1カ月間を走り抜けた山下。これまで支えてくれた家族への感謝を胸に、プロゴルファーとしての挑戦が始まる。
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