今年1番売れたウェッジは値上げしても『SM10』 2位はあの新モデル! 【ウェッジ売り上げランキング】
2024年のウェッジ部門では『SM10』が3月8日の発売以来、1度もトップをゆずることなく、週間ランキングで不動の1位に君臨。2位には様々なモデルがランクインした。今年のウェッジ販売状況について、関東を代表する大型店PGAツアースーパーストア千葉浜野店の大野木翔さんに話を聞いた。
「『SM10』の人気はダントツでした。前作よりも価格が高くなりましたし、ほとんど値下げなどをしないモデルですが、それでも圧倒的に売れました。性能を信頼しているお客さんが多くて、ほとんどが指名買いです。もう一つ、ボーケイ人気の要因としてはグラインドやロフトバリエーションが豊富なことです。最近、一般のアマチュアゴルファーにもグラインドの違いが浸透してきて、『自分にはどのグラインドが合っているかな』と相談しながら試打をするお客さんが増えました」
ロフト角はどういう組み合わせが人気なのか?
「数年前は52度と58度でしたが、今はPWのロフトが立ってきた影響もあって、50度と56度がよく売れます。48度、52度、56度という組み合わせにする人も増えました」
『SM10』の次によく売れたのは?
「2位もダントツでキャロウェイの『OPUS』です。試打をした人はスピン性能の高さを評価していました。芝から打てるアプローチ練習場で試打会をやったときに参加者はスピンが利いてグリーンで止まるアプローチに驚いていました。一気にロフト違いの3本を購入される人もいました」
9月13日に『OPUS』が発売されてから、ウェッジランキングは15週連続で1位が『SM10』で、2位が『OPUS』。その2モデルが2024年の主役だった。
【ウェッジ売り上げランキング トップ3】
1位 タイトリスト ボーケイSM10
2位 キャロウェイ OPUS
3位 ピン s159
※データ提供:矢野経済研究所、12月16日~12月22日のデータ
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