ジェシー・アイゼンバーグ 監督・脚本・製作・主演の一人4役 「リアル・ペイン」場面&メイキング写真

2025年1月31日より劇場公開される、ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務めた映画「リアル・ペイン~心の旅~」から、新たな場面写真とメイキング写真が公開された。
場面写真は、ポーランドの各地を巡るデヴィッドとベンジーの2人の姿が捉えられている。メイキング写真では、出演者のひとりとして現場に溶け込みながら、監督としても指示を出すアイゼンバーグのほか、映画内でバディとして絶妙な掛け合いを見せているキーラン・カルキンとのオフショットも見られる。




監督、脚本、製作を務め、さらに主人公デヴィッドを演じたアイゼンバーグは、劇中のデヴィッドとベンジーのように、自身もポーランドにルーツを持っている。「戦争がなかったら、私はここで暮らしていただろう。私の人生はどうなっていただろう?私は何者なのだろう?」と疑問を抱いたことから、ポーランドを巡る旅をテーマに映画を作りたいという気持ちが芽生えたという。また、プロデューサーとして名を連ねるエマ・ストーンの助言もあったという。俳優としても確かなキャリアを持つアイゼンバーグはベンジー役を演じることに興味を持っていたが、「プロデューサーのエマ・ストーンが、私にデヴィッド役に専念するよう勧めたんだ」と明かしている。
「リアル・ペイン~心の旅~」は、ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドととベンジーの物語。亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する2人。いとこ同士でありながら正反対の性格な二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母に縁のあるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。
監督、脚本、製作、主演の4役を務めるのは、「ソーシャル・ネットワーク」の主演でブレイクし、「僕らの世界が交わるまで」で監督デビューを果たしたジェシー・アイゼンバーグ。2作目の監督・脚本作で、第40回サンダンス映画祭のウォルド・ソルト脚本賞を受賞した。いとこ役でユーモラスな存在感を見せるのは「メディア王~華麗なる一族~」でゴールデン・グローブ賞とエミー賞の主演男優賞を受賞したキーラン・カルキン。ほかに、ウィル・シャープ、ジェニファー・グレイらが出演する。
【作品情報】
リアル・ペイン~心の旅~
2025年 日本公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
記事提供元:映画スクエア
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