賞金も仮想通貨の時代⁉ マキロイらが戦う「ザ・マッチ」は”暗号資産“約15億円の争奪戦?
12月17日、米ラスベガスで開催される「ザ・マッチ」はローリー・マキロイ(北アイルランド)&スコッティ・シェフラー(米国)が、ブルックス・ケプカ&ブライソン・デシャンボー(ともに米国)と対戦。まさにPGAツアー対LIVゴルフの直接対決が実現する。
28日、そのタイトルスポンサーをつとめるのは「Crypto.com」と発表。同社は2016年からシンガポールを拠点とするアジアほか欧米へとグローバル展開を進め、急成長を遂げた世界最大級の暗号資産取引所で、大会名も「Crypto.comショーダウン」となった。
さらに選手が受け取る賞金は「仮想通貨」で、Crypto.comのメイントークンの「CROクロノス」で少なくとも1000万ドル(約15億円)以上となると複数の米メディアが報じた。この金額はPGAツアーやメジャー大会より高額。勝者がいくら受け取るかなど詳細は分かっていない。
「仮想通貨」は日本でも公的に利用が認められており、代表的なのはビットコインやイーサリアム、リップルなどがあるが、現在は「暗号資産」へ呼称が統一されている。
Crypto.comのCEO、クリス・マーザレック氏は「Crypto.comの使命は、世界が「仮想通貨」に移行を加速させることであり、本日の発表は、CRO仮想通貨を賞金とする世界初のゴルフトーナメントとなる。米国の仮想通貨、暗号資産の将来と、世界で最も認可されているCrypto.comをゴルフファンに広く知って貰える大きな機会となる」とコメントした。
Crypto.com によると選手は賞金として得た仮想通貨を保持する必要はなく、売却または取引することができると語った。ザ・マッチは12月17日、米ネバダ州ラスベガスのシャドークリークGCで18ホールのマッチが開催される。(文・武川玲子=米国在住)
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