トム・キムが滑り込みで「Aon Next10」入り! シグネチャーイベント出場権を獲得
フェデックスカップ・フォールの最終戦である「ザ・RSMクラシック」が終了。来季のシグネチャーイベントである「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」(1月30日~2月2日)と「ジェネシス招待」(2月13日~16日)への出場権が得られる「Aon Next10」にトム・キム(韓国)を含む10選手が選ばれた。
2024年シーズンは未勝利に終わったキムだが、プレーオフ初戦の「フェデックス・セントジュード選手権」では、最終日の上がり3ホールでボギー、ダブルボギー、ダブルボギーと崩れ、大会を50位タイで終えた。フェデックスカップ・ランキングは43位から51位に後退し、50位まで出場権が与えられる「BMW選手権」への進出を逃している。
「50位と51位では大きな違いだ……」とキム。50位に入れば2025年のフルシグネチャーイベント(計8大会)への出場権を獲得できるが、51位以降の選手にはフェデックスカップ・フォールでランキングを51~60位に入る必要がある。この条件をクリアすれば(ザ・センターを除く)シグネチャーイベント2大会への出場権が得られる。
キムがフェデックスカップ・フォールで出場したのは、3連覇が懸かった「シュライナーズ・チルドレンズ・オープン」(10月17日〜20日・ラスベガス)のみ。この大会では予選落ちとなり、タイガー・ウッズ(アメリカ)らの記録に並ぶことはできなかった。
しかし、プレーオフ第1戦までに獲得した1079ポイントで59位に留まり、「Aonネクスト10」に滑り込んだ。51~60位に入ったのは以下の選手で、61位にはルーカス・グローバー(米国)、62位にはジャスティン・ローズ(イングランド)、65位にはミンウ・リー(オーストラリア)の名前もある。しかし、これらの選手も来季のフルフィールドの大会で好成績を上げることで「Aonスイング5」の資格でシグネチャーイベントへの出場権を得られる。(文・武川玲子=米国在住)
51位:マーベリック・マクニーリー(米国)
52位:マッケンジー・ヒューズ(カナダ)
53位:パトリック・ロジャース(米国)
54位:ニコ・エチャバリア(コロンビア)
55位:ハリス・イングリッシュ(米国)
56位:シーマス・パワー(アイルランド)
57位:ベン・グリフィン(米国)
58位:ケビン・ユ(台湾)
59位:トム・キム(韓国)
60位:ニック・テイラー(カナダ)
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