「ゴルフ日本シリーズJTカップ」出場選手が決定 石川遼はフィールド最多15回目の参戦
国内男子ツアー「カシオワールドオープン」を終えて、28日(木)に開幕する今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場選手が決定した。同大会の出場資格は、今年の優勝者や賞金ランキング上位者など30人に限られる。
今回、初出場を果たすのは3人。優勝こそないものの、20試合中19試合で予選通過という抜群の安定感を見せる賞金ランキング14位の金子駆大。同ランキング28位で32歳の竹安俊也、そして31位の前田光史朗だ。
また、賞金王争いが決着する注目のラストマッチでもある。現在、賞金王の可能性を残しているのは6人。平田憲聖が1億1124万870円でトップに立ち、わずか288万9657円差で金谷拓実が続く。さらに、3位の今平周吾(1833万172円差)、4位の岩田寛(1930万9977円差)、5位の木下稜介(2407万284円差)、6位の石川遼(2648万369円差)と続いている。賞金差は開いているものの、優勝賞金4000万円、2位2000万円の設定のため、誰が賞金王に輝いてもおかしくない状況だ。
昨年の賞金王である中島啓太も参戦が決定した。中島はDPワールド(欧州)ツアーの「ヒーロー・インディアンオープン」で優勝したことで、出場資格を獲得している。
石川遼は3年連続15回目の出場を果たし、今回のフィールドで最多出場数となる。これに続き、今平周吾が10年連続10回目の出場を迎える。また、9年ぶりのツアー2勝目を「For The Players By The Players」で挙げたマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)は9年ぶり3回目の出場。そして、ショーン・ノリス(南アフリカ)は5年ぶり4回目の出場となり、久しぶりの最終戦進出を果たした。
■出場選手一覧・賞金ランク順
平田憲聖(2)、金谷拓実(4)、今平周吾(10)、岩田寛(9)、木下稜介(2)、石川遼(15)、清水大成(2)、小木曽喬(2)、杉浦悠太(2)、米澤蓮(2)、幡地隆寛(2)、ショーン・ノリス(4)、金子駆大(初)、稲森佑貴(9)、岩崎亜久竜(3)、堀川未来夢(7)、佐藤大平(3)、蝉川泰果(3)、阿久津未来也(4)、ソン・ヨンハン(5)、片岡尚之(4)、比嘉一貴(5)、河本力(2)、永野竜太郎(4)、マイケル・ヘンドリー(3)、竹安俊也(初)、池村寛世(4)、吉田泰基(2)、前田光史朗(初)、中島啓太(3)
※()内は出場回数
出場優先順位
1.第60回ゴルフ日本シリーズJTカップ優勝者
2.本年度ジャパンゴルフツアートーナメント優勝者(アマチュアを含む)
3.本年度ジャパンゴルフツアー賞金ランキング上位20位(カシオワールドオープン終了時)までの者
4.ツアーメンバーで、本年度の米PGAツアーまたは欧州ツアー優勝者
5.オフィシャルワールドゴルフランキング100位(ダンロップフェニックストーナメント終了時)までで、上記1から4までの該当者を除くツアーメンバー上位3名
6.上記1から5までで30名に満たない場合、本年度ジャパンゴルフツアー賞金ランキング(カシオワールドオープン終了時)21位以下より繰り上げる
※上記3と6は、海外メジャー獲得賞金を含むランキングを適用。但し、本大会を含め出場義務試合数に達している選手に限る。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。