今度はオーストリアのシェーンブルン宮殿と 姫路城が姉妹城提携の基本合意
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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兵庫県の国宝姫路城はこの11月、オーストリア・ウィーン市のかつてのハプスブルク朝の至宝、シェーンブルン宮殿と姉妹城提携の基本合意書にサインした。来年春に本提携の予定。姫路城はこれまでもフランス・シャンティイ城、英ウェールズ・コンウィ城、ポーランドのバベル城と姉妹城の提携を結んでいる。
シェーンブルン宮殿は、ハプスブルク王朝の歴代君主が主に離宮として使用した宮殿で、庭園とともに世界遺産に登録されている。ロココ様式の美しい部屋やモーツァルトとマリー・アントワネットが言葉を交わしたとされる逸話など、今も多くの観光客を魅了している。姫路城も世界遺産に指定された城郭。双方の歴史や文化を理解し、世界の人々に伝え守り育てていくことを目的にした姉妹提携だ。
宮殿の「白と金の間」での基本合意で、姫路市の清元市長は「(姫路城という)不戦の城を抱く者として平和の尊さを再認識し、持続可能な社会の推進に向けて、経済、文化、観光等あらゆる分野で、国境を越えた連携を一層進めていきたい」とあいさつした。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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